大活字文庫<br> バカの壁〈上〉

大活字文庫
バカの壁〈上〉

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784860550929
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0193

目次

第1章 「バカの壁」とは何か(「話せばわかる」は大嘘;「わかっている」という怖さ ほか)
第2章 脳の中の係数(脳の中の入出力;脳内の一次方程式 ほか)
第3章 「個性を伸ばせ」という欺瞞(共通了解と強制了解;個性ゆたかな精神病患者 ほか)
第4章 万物流転、情報不変(私は私、ではない;自己の情報化 ほか)

著者等紹介

養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。62年、東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。95年、東京大学医学部教授を退官し、現在は北里大学教授、東京大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クライスト

1
第一章と第二章は、色んな事に関心を持って自分の事として物事を学びなさいと言うことなのかな?第三章は「個性を伸ばす」教育方針への否定で、第四章は中世の人たちに比べて流転と不変が入れ替わっているという話かな。自分の死期と桜の関係の話は納得だけど、この本を通して筆者が何を言おうとしてるのか今のところ理解できていない。2023/02/02

穀菜粗食人

1
チンパンジーの大脳と人間の脳とは90パーセント同じだって! 知らなかった。 2012/07/06

yuki

1
間違えて大活字版読んでしまった(汗) 内容については賛否両論あるらしいとは知っていたが、私自身も、それはどうかな・・・って思うところが多々あった。雑誌に記録された情報は変わらないでしょ?って言われても、為替の数字自体は日々(秒単位?)変わってるわけだし。記録媒体の上では変わらないけど、情報の本質はガンガン変わっている気が・・・。これは情報が変わるとは言わないのかなぁ。また、人は生まれつき個性を持っているっていう意見についてもイメージとちょっと違ったかなぁ。ただ他の人と違う体を持ってる、とか、突飛な考え方を2012/06/29

3434

1
頭の中を整理するのによい本だ。変化する情報と変化しない人間。この思い込みが、個性の尊重というおかしな方向へ現代人を誘う。人間は意識を共通化することで存在できるのに、なぜ個性を伸ばさなければならないのか。人間こそが日々変化し、情報はむしろ不変のものなのだ。日々変化して昨日の自分と今日の自分が別物ならば、個性って何だ?と問いかける。また、勉強すること、知ることにどのような意味があるのかを知ることを語りかける。筆者の語り口は明快で、きっと誰でも一度は納得する。下巻もすぐ読みたいところだ。2005/03/13

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