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内容説明
音楽誌『ロッキング・オン・ジャパン』で11年続くエッセイが初の書籍化!バンドのこと、音楽のこと、電車のこと、京都のこと、酒に珍味のコモドオオトカゲのことまで、岸田繁的思考の欠片がこの一冊に。
目次
第1章 街と世界(無題;われらがムシキング;パリ・トルコ・オオサカ! ほか)
第2章 気持ちと未来(鉄ヲタの嘆き;最近思っていることややってることについて。;最近思っていることややってることについて。(新年版) ほか)
第3章 音楽とことば(ミュージック;転調のはなし;BPM ほか)
著者等紹介
岸田繁[キシダシゲル]
1976年4月27日、京都府京都市生まれ。大学時代に結成したロックバンド「くるり」のボーカリスト兼ギタリストとして1998年にシングル『東京』でメジャーデビュー。以降同バンドのほぼすべての作詞作曲を行うほか、ソロ名義でも映画音楽などを手がけ、2016年には初の交響曲も作曲。くるりとしては2007年より地元・京都で音楽フェス「京都音楽博覧会」を主催するなど、音楽家として幅広く活動を行っている。2016年4月、京都精華大学ポピュラーカルチャー学部客員教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
国士舘大学そっくりおじさん・寺
60
最近毎日のように「くるり」の曲を聴いている。集中力が無いので、一枚のアルバムをきちんと聴いていなかったりするが、好きな歌が何曲も出来た。仕事中にふと鼻歌を唄っている事が増えた。つまらない仕事も少し軽くなる。この歳で改めて音楽の効能を知る。そんな感謝の言葉を伝えたいくるりのボーカル(&ギター)・岸田繁が『ロッキンオンジャパン』に連載したエッセイ集。前半はハードSFみたいだったり、途中からくだらない話が現れたりしているが、後半のミュージシャンならではの音楽話は、誠実で愚直で、素直に良い本を読んだと興奮した。2020/06/17
ポン
4
音楽ついてはもとより、ラーメンからトイレ、発酵食品など岸田さんファンにはたまらない話が盛沢山。改めて岸田さんの様々な分野に対する造詣の深さに感銘を受けました。2025/02/17
peerin
4
何も考えたくない。僕らは幸せになれないんだ。考えれば考えるほど、幸せになれないんだ。 2006年6月よりロッキング・オンジャパンに脱稿なく掲載の118編。10年欠かさず書いた著者、10年欠かさず購入し読んだ方に、一冊一気読みして申し訳ないし次作を待つ時間を味わった10年が羨ましい。まとまりなく、完結しない思索を見せちゃうのがすごい。読後後味悪さが残る余韻のある話って最近読んでなかった。東京ー山の手の内側森林へ、湯治、2つのシリーズもの楽しんだ。いろんなひとのことを考える文章が繰り返し出てくるのが好き。2023/02/18
kozue_and
3
寝る前にちょっとずつ読むによい本。くだらなさもあり、音楽についての考察もあり、SF風の小説もあり、ジャンルもさまざま。その雑多なかんじが面白かった。2018/03/27
Akihiro Kitano
3
くるり・岸田繁さんのエッセイ本。難しいこと書いてるなってときから、くだらんなーってことまで、なかなかバラバラ。でも、作家と同じでミュージシャンで曲を作ってる人ってやっぱどこか普通とは違うことが多いんだろうなと思いました。2017/07/12