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内容説明
メジャーデビュー以降の5年間を綴った日記+裏話満載の30000字振り返りインタビュー&秘蔵写真。そして、2009年5月から新たにスタートした「志村日記2」と、『ROCKIN’ON JAPAN』誌面で生い立ちを語った20000字インタビューも収録。ロックにすべてを捧げた異才・志村正彦と、ロック界の異端バンド・フジファブリックの6年間にわたる喜びと苦悩と妄想の日々―。
目次
日記+振り返りインタビュー(2004年2月~12月;2005年1月~2006年12月;2007年1月~12月;2008年1月~2009年3月;原点の地、高円寺を訪れる)
志村日記2(2009年5月~;生い立ちを語る)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
32
行間からこぼれてくるものがありました。思い出すことがありました。いやぁ、そうか。うん。ストイック過ぎて絶句する。「星降る夜になったら」聞くと。うーむ。2016/12/13
*mayu*
21
志村さんがフジファブリックのメジャーデビュー直前から亡くなる2週間前までweb上で書いていた日記2つ分+生い立ちを語ったインタビュー+音楽雑誌での2万字インタビューを掲載。こちらは新たに刊行された完全版です。ストイックさゆえに真面目に真剣に自分を極限まで音楽で表現した音楽家のほんの一部を知れた気がします。最後の方になると読み終わりたくなくて途中で置いてしまったりもしたけど、読了したあと不思議と心が軽くなった気がした。本当に読んで良かった。これからもきっと彼の音楽を聴いてわたしは生きていける!2015/11/05
もーこ
11
常に次の舞台のことを考えていて、ずっと音楽のことを考えて努力してきた人。どうしたら夢が叶うか目標を達成できるか、苦悩しながら筋道を立てていく姿勢がほんとうにすごいと思う。彼の作る音楽をもっと聴きたかった。次はどんな風に変わるのか見てみたかった。彼の歳に追いついてしまいましたが、わたしはいったい何をやってるんだろう…と自己嫌悪。止まってたらいけないね。いろいろありますが今日もフジファブリック聴いてがんばるのです。2014/05/12
3939タスタク
11
音楽に真摯に向き合い、音楽にすべてを捧げた志村正彦のすべて。志半ばでその生涯に幕を引いてしまったのは非常に残念に思う。しかし、彼の遺志を引き継ぎフジファブリックを活動再開したメンバーたちを今後も変わらず応援していきたいし、彼が生み出した楽曲達も色褪せることはないだろう。何より、フジファブリックが存続していく以上、志村正彦の魂は生き続けていく。2012/02/11
めんめん
8
今まで知らなかった志村さんを知ることが出来ました。彼は単なる天才なのではなく、身を削るような努力の上でその才能を発揮していたのだと強く感じました。一日中、寝ても覚めても、仕事がお休みの日も音楽のことばっかり考えていて、まさに音楽に人生を捧げています。たまに日記で結婚など将来についても触れていて、なんともいえない気持ちになりました。やっぱりなんで亡くなっちゃったの?と思わずにはいられません。本当にこれからだって時だったのに…。フジファブリックファンの方にはぜひとも読んでもらいたい一冊です。2011/11/06