沈む日本を愛せますか?

個数:

沈む日本を愛せますか?

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年08月06日 17時59分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 365p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860520939
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

内容説明

極論、暴論、しかし読めば読むほどに正論。稀代の論客ふたりが真正面から政治を語った、初めての対談集。

目次

2009年3月‐2010年9月日本政治の動き
第1回 さよなら自民党。そして、こんにちは自民党!?
第2回 「理念の鳩山」と「リアルの小沢」、何ができる?
第3回 民主党政権で、「友愛」社会主義国家が誕生する!?
第4回 小沢一郎は、「敗者のポジション」を選んでいる
第5回 鳩山さんが首相で、本当によかった
第6回 我々は、「たそがれよ日本」を提唱する
総括対談 沈む日本を愛するために

著者等紹介

内田樹[ウチダタツル]
1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1990年から神戸女学院大学文学部助教授、1996年から同大学文学部教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。2011年3月をもって、大学を定年退職予定。1998年、ホームページ「内田樹の研究室」を開設。2001年、初の著作『ためらいの倫理学―戦争・性・物語』(冬弓舎/角川文庫)を刊行。2006年に刊行した『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で、第6回小林秀雄賞を受賞

高橋源一郎[タカハシゲンイチロウ]
1951年広島県生まれ。横浜国立大学経済学部除籍。文芸評論家、作家。2005年より、明治学院大学国際学部教授。1981年、第4回群像新人長編小説賞を受賞した『さようなら、ギャングたち』(講談社/講談社文芸文庫)で作家デビュー。1988年、『優雅で感傷的な日本野球』(河出書房新社/河出文庫)で第1回三島由紀夫賞を受賞。2002年、『日本文学盛衰史』(講談社/講談社文庫)で第13回伊藤整文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆきねこ

22
この頃はまだ政治が面白かったです。東日本大震災が起こり、民主党政権はまさに沈んでしまった。左翼思想も木っ端みじんになり、今は一億総保守化。自民党が革新で野党が保守という新しい考え方も出てきました。投票率もどんどん下がり、岩盤支持層と言われる3割の人たちにより自民党が支えられています。コロナ対策をゆるめるという選挙対策も行われようとしています。今から考えたら小沢一郎さんに一度政権を担ってほしかった。岩手の人たちは未だに切望しているようです。2021/09/12

Gatsby

21
私はSIGHTの読者なので、既に読んだ内容であったが、一冊にまとまったので購入して復習。SIGHTでは、内田先生より、高橋源一郎氏のほうが冴えわたっている感が強かったが、読み直してみてもその通りであった。特に、第2回での自民党の自殺説や、「1Q84」の世界に入ってしまって現実の世界が理解できない自民党説とか、政権交代時の衆議院選挙は熟年離婚選挙説だとか、自民党=家父長で、家父長は戦略じゃないけど恐妻家は戦略だという説… この回は本当に何度読んでも面白い。高橋氏は、私には小説よりこっちの方が面白いのだ。2011/01/15

阿部義彦

18
ロッキング・オン社刊。渋谷陽一の総合雑誌「Sight」での対談です。2009から2010の分で、震災の起きる直前、鳩山、菅政権の頃ですが無類に面白いです。自民党が家父長的、上から目線でもうオワコンである。鳩山さんは恐妻家ですから凄く良い。などと無制限に2人の与太話を乗っけていてとにかく、刺激的。私も今になって民主党政権そんなに悪くないと思ってます。簡単に結果を求める方がおかしい、少なくとも三年位はやらせて欲しかったです。日本の教育がもう小粒な要領いいコストパフォーマンスを求めて型破りが出ないのが難です。2019/09/28

浅香山三郎

17
年代順に並べたら、『こんな日本でよかったね』に続く時評と言ふことになるのだらうか。高橋源一郎さんとの対談といふ形式なので、移動時間を利用して一気に読めた。2009年の「政権交代」が、政策を選んだものではなく、自民党政治を否定し別の政権政党(第二自民党としての民主党)を選んだに過ぎないといふ指摘や、少々贔屓目の入つた小沢一郎論が面白い。 自民党は潰れるといふ点は当たらなかつたが、小沢一郎はビジョンは無いけれど、政治のせめぎあいの状態が好きな政治オタクで「ナロードニキ」だといふ指摘はとても面白い。2016/10/22

Maiラピ

13
専門外の国内政治について内田・高橋両氏とちょこっと渋谷氏がお得意の言語をベースとして語る対談?鼎談。読んでる途中は楽しくて付箋をいっぱい貼ったりした。読後現実に戻ると1000年に一度の国難、今も危機的状況の原発を前にして、自民・民主、小沢云々について論じられることが虚しくなる。このあまりにも圧倒的な現実の存在で日本人のイデオロギーや言語、強いては国民性さえ震災前とは一線を画すのではと思う。あの頃はよかったね、平和ゆえの悩みで。ますます内向きでシュリンクするのかな日本。少しでも明るい方向へと願う。2011/04/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1916618
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品