内容説明
最高の美の出現、光は物質とともに。エジプトのスフィンクスは、インドで阿育の獅子となり、沖縄でシーサーとなった。それは人と自然、人と人の間にあって生命の砦として十全に機能した。不滅の美は人間の進むべき道しるべとなった。新しい「生命主義」の文明が、静かに時を待っている。
目次
序文 サン・ロータスの道
第1章 日本の美1 桃山
第2章 日本の美2 飛鳥・奈良
第3章 世界に開く太陽の島 沖縄
第4章 大中国に学ぶ
第5章 大恩の国 韓国
第6章 魂の国 インド
著者等紹介
田渕隆三[タブチリュウゾウ]
画家、彫刻家、八王子グループ代表、あきる野美術工房主宰。1941年、岡山県生まれ。東京藝術大学美術学部日本画科卒業。私立創価中学校・高等学校で33年間教職を勤める。1977年、美術団体八王子グループを結成。2002年、あきる野美術工房を開設。世界10数カ国を訪ね古今の美術史をたどりながら研鑽と創作活動をすすめる。国内及び海外で多数の油彩画を制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。