出版社内容情報
健康ブームを背景に、特定保健用食品表示(トクホ)を許可された食品が市場に多く出回るようになった。プロバイオティクス効果を期待できる微生物の株名を表示した商品も例外ではない。最近の乳酸菌科学の発展はめざましく、従来の整腸作用のほか、アレルギー予防、発ガン予防、炎症性腸疾患治療、感染症予防、血圧抑制、コレステロール代謝の改善など多くの働きが明らかになってきた。しかし、どのようなメカニズム、どの成分で保健効果を示すのか多くの疑問も残されている。本書は、プロバイオティクス、バイオジェニクスの有効性のメカニズムを物質レベル、遺伝子レベルで解明し、新たな展開・開発を行なうための参考書となっている。
【編著代表】
伊藤 喜久治
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