出版社内容情報
監修:河合 良訓 東京慈恵会医科大学解剖学教授
本文・イラスト:原島 広至
骨単に続く、語源から覚える解剖学英単語集シリーズ第2弾の筋肉編。
解剖学用語にはギリシャ語・ラテン語の語源的背景があり、さらに一般的な既知の英単語や、日常使うカタカナ語との関連がある。その結びつきを理解すれば、より身近に楽しみながら医学用語を覚えることができる。イラストや興味深いコラムを多数掲載し、ギリシャ語・ラテン語の知識にも親しめる。
●興味深いエピソードを交えたコラム
接頭辞や接尾辞などの興味深いコラムを随所に配置することによって、ギリシャ語やラテン語の知識を増し、より医学用語に親しむことができる。
●語源が一目で理解できるビジュアルな解説
解剖学用語の語源の多くは、形状に由来するものが多い。語源と骨の図版を併記して、その形状を一目で理解できるように。
●発音・読み方も充実
英単語にはカタカナで発音が付されているので、わざわざ別の辞書を開く必要がない。一般的な発音と医学界で使われている発音も併記した。また、読みづらい日本語の解剖学用語にもルビを付けて、読み方がわからずに辞書で探せない初学生にも安心。
■内容■
Chapter 1 概観・頭頚部
A 全身の主な筋と分類
B 表情筋
C 咀嚼筋、眼・耳の筋
D 舌・咽頭・喉頭の筋
E 頚部の筋
Chapter 2 体幹
F 背部の筋
G 胸壁筋
H 横隔膜
I 腹部の筋
J 骨盤の筋
Chapter 3 上肢
K 上肢帯の筋
L 肩関節の筋
M 上腕の筋
N 前腕の筋〈回外・回内筋〉
O 前腕の筋〈屈筋〉
P 前腕の筋〈伸筋〉
Q 手の筋
Chapter 4 下肢
R 下肢帯の筋〈骨盤筋〉
S 大腿の筋〈内転筋・伸筋〉
T 大腿の筋〈屈筋〉
U 下腿の筋〈屈筋〉
V 下腿の筋〈伸筋・腓骨筋〉
W 足の筋
Chapter 5 関節・靭帯
X 関節
Y 靭帯〈頭部・体幹〉
Chapter 6 その他
Z その他〈細胞・分子〉 難読用語集
付録A 起始、停止、機能
付録B 手と足の筋の比較表
付録C 頭頚部の発生と支配神経
肉コラム
筋尾とコーダと憶病者 CAUDA 「尻尾(しっぽ)」
皺眉筋、コルゲートバン、段ボール、「ラフ」スケッチ RUGA 「しわ」
上眼瞼挙筋と触診、動悸とパビリオン PALPO 「触れる、震える」
カメレオンの舌、キツツキの舌
広頚筋と血小板、プラザと高原とプラトン PLAT- 「広い」
人体の様々な「三角」 TRIANGLE
頚長筋と襟とハイカラ COLLUM 「首」
固有背筋の「固有」とは?
肋間筋とインターン、通訳と室内装飾 INTER-「間の」
動物による脊柱・胸郭の比較
食道裂孔とマクロファージ、石棺と五重塔 PHAGO-「食べる」
白線とアルブミン、アホウドリとアルバム ALB-「白い」
肛門括約筋とスフィンゴ脂質とスフィンクス SPHIGO-「絞める」
「筋トレ・メニュー」の名称の由来
菱形筋と独楽(こま)と菱脳 RHOMB-「菱形」
ローテーター カフと袖口、カフスボタンと血圧計バンド CUFF「袖口」
アウターマッスルとインナーマッスル
上腕筋とブラキオサウルス、歯列矯正器具とブレスレット BRACHIO-「腕」
腕とスペイン無敵艦隊、警報とアルマジロとダンゴムシ ARM「腕」
掟破りの腕 骨筋 BrachioRadialis
関節包とカプセル、キャパシタ CAPSA 「箱」
テニス肘、ゴルフ肘、野球肘 種々の肘の傷害
屈筋とフレキシブル、反射とフレックス タイム FLEX-「曲げる」
長掌筋とパームトップ、シュロとナパーム弾 PALMA「手のひら」
尺屈と標準偏差、ボイジャーと送り状 DEVIUS「道からはずれた」
腱固定効果(テノデーシス・アクション)について
虫様筋と自動制御装置
何がヒトの二足歩行を可能にしているのか?
筋肉痛があとからやって来るのはなぜ?
腸腰筋とヒレ肉、最長筋とロース
双子筋とジェミニ宇宙船、双子座と二重子音 GEMINUS「双子」
鵞足とハイイロガン、マザーグース ANSER「ガチョウ」
肉離れとハムストリング
ハムストリングスとハムエッグ、腓腹筋と大根役者と無線通信 HAM「もも」
感想・レビュー
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