内容説明
繊細な言葉が掬い取る日常の密やかな詩情。あるいは普段使いの言葉が誘う優しくなつかしい記憶。堀内統義が紡ぐ32篇の詩の世界。
目次
ふぇっくしゅん
日の丸弁当
驟雨
白楊会館
雲の中で散歩
時の外にいるのだろうか
飯焚く小舟
ロングロングアゴー
親父の胸に
カバヤ文庫
余寒消息
親父、俺も七十四歳になったよ
コキ104
芙蓉の花は
日の遍歴
虹(アミヌミヤァ)与那国島にて〔ほか〕
著者等紹介
堀内統義[ホリウチツネヨシ]
1947年松山市三津浜生まれ。1965年4月から80年3月まで首都圏で暮らす。「野獣」「異神」「開花期」「孔雀船」「舟」等の詩誌をへて、現在は個人詩誌「漣」を発行。詩論集・評伝『喩の島の懸崖』(創風社出版・愛媛出版文化賞)『恋する正岡子規』(創風社出版・愛媛出版文化賞)『戦争・詩・時代』(創風社出版・愛媛出版文化賞・詩歌句随筆評論大賞奨励賞)『青い夜道の詩人 田中冬二の旅 冬二への旅』(創風社出版・日本詩人クラブ詩界賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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