内容説明
和霊神社祭神となった山家清兵衛、その熱い血を燃やした人としての生涯。「百姓は末代にて候」…、森とともに生きる人々が伝える木彫りの山形模型。南伊予の山峡の地に秘められた森と人の四百年余の物語。
目次
第1話 馬上少年過ぐ 元貞一代記
第2話 山家清兵衛伝
第3話 百姓は末代にて候
第4話 山守
第5話 帰りなんいざ
著者等紹介
宮本春樹[ミヤモトハルキ]
1957年宇和島生まれ。1979年京都教育大学卒業。1979年4月~2017年3月愛媛県公立学校教員として勤務。宇和島市文化財保護審議委員、毛利家史料調査会、日本民俗学会。著作、『段畑とイワシからのことづて』(上下巻)(創風社出版2006、第22回愛媛出版文化賞受賞)、『はまゆう年代記』(創風社出版2008、第24回愛媛出版文化賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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