内容説明
皆さん、一番最近患者さんの肌に触れた記憶はいつですか?その時の患者さんの肌の様子、湿潤していたとか、乾いていたとか、熱かったとか、冷たかったとか、ガサガサしていたとか記憶がありますか?―看護の基本「て・あーて」を学ぶ時間は、感動の時間でした。この感動を風化させないために、また、看護の基本に立ち返り深く考えるために、川嶋先生の講演記録を本にまとめることにしました。参加者の感想・現場からの声、同時収録。
目次
第1部 今求められる看護の力―暮らしと自然の回復過程を整える看護 講師川嶋みどり先生
第2部 講演会参加者の感想
第3部 “て・あーて塾”総合基礎講座報告(“て・あーて塾”総合基礎講座の案内から;“て・あーて塾”報告)
第4部 現場からの声(夜勤での一場面;福祉用具に出合って感じた手の力;再び川嶋先生の講演をきいて;握手;爪切りから学んだ「て・あーて」;癒しの手;患者さんは最高の教師)