内容説明
まちがいだらけの子育てと教育から脱出をめざして。
目次
親孝行のできる子に(そもそも教育とは;親の願い ほか)
親はこうすればいい(三歳までのかかわり方;三歳からのかかわり方 ほか)
教師はこうすればいい(教師にしかできないこと;二兎を追う教育 ほか)
おとなはこうすればいい(お手本になること;近代社会のわれわれに必要な倫理、道徳 ほか)
著者等紹介
山口憲一郎[ヤマグチケンイチロウ]
1937年、徳島県生。生後まもなく朝鮮に渡る。終戦で帰国。教職の日常が保守と革新、組合と反組合の対立や価値観の多様化などで翻弄され混沌化を深める1960年代の中頃、物の見方考え方はこれでいいのか、何に則ればいいのかを考えはじめ、1976年、その則るべきものとして社会的分業―Social division of labor―の原理(わたしたちの生存は、一人ひとりのはたらく力の社会的振り分けによるとする経済に関する理論)を見出す。その後、この原理をもとに、世の当たり前とされていることを問い直す試みをはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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