目次
本郷の常盤会寄宿舎
道潅山の婆の茶店
向島・長命寺の夏休み
本郷追分と『月の都』
神田猿楽町の下宿
高尾への道
千住、草加、西新井
上野紀行
三ノ輪、三河島、日暮里
王子紀行
日清戦争のこと
明治二十八年の大移動
藍染川幻影
畏友 夏目金之助
食意地について
二つの雅号
占いについて
三島への旅
閑話放題
早稲田の田圃
ひっぱり廻す子規
二人で歩いた京都
その人の足あと
人生はいろいろなのだ
夢一夜
歩けなくなった男
かなりとりとめのない、長めのあとがき
著者等紹介
井上明久[イノウエアキヒサ]
1945年東京生まれ。作家、早稲田大学講師。1967年慶應義塾大学経済学部卒。河出書房新社入社。「文藝」編集部所属後に出版部に移り、「小田実全仕事」「辻邦生作品全六巻」等を編集する。1975年中央公論社入社。出版部在籍後に「マリ・クレール」編集部に移り、1991年から6年間にわたり同誌の編集長を務める。1997年同社退社後、執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。