感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿呆った(旧・ことうら)
12
< 捨てきれない荷物のおもさまへうしろ >自由律俳句で活躍した種田山頭火の句の紹介本。どうしようもない剥き出しの孤独や、折り合いのつかない自我との葛藤が、無駄を削ぎ落とした句の中に滲み出でていることに脱帽した。『咳をしても一人』で有名な尾崎放哉の句も詠みたいと思う。2015/08/17
ろし
10
又吉さんの『芸人と俳人』を読んで、俳句に興味が湧いてきた矢先、山口県をドライブして、立ち寄った湯が山頭火だった。湯のあちらこちらに山頭火の句が書いてあり、それを眺めながらゆっくりと湯に浸かるのです。この本は、50人の鑑賞者が山頭火のことを自由に語っていて、面白い。2015/10/28
dokushoko
0
句だけをもっとみたい2016/10/12
hisako
0
蜘蛛は網張る私は私を肯定する___こんなに自然と自分を重ね合わせたことが無い。その心境に到達するまで徹底的に旅した山頭火を素敵に思います。2009/02/28
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