内容説明
どこまで真実なのか心霊術師のお宣託。警視のおとぼけは天然なのか、理由あってのことか?捕まって世間のさらし者になるか逃げ切るかしかなくなったモテ男。親友のために命をかけて戦うレーナに勝目はあるのか、ジュリアが気付いた新事実で彼女の人生は百八十度転換することに。謎解きに行間を読ませる作者の仕掛け。最終解決は文字通り最後の一行に!
著者等紹介
ホーキンズ,ポーラ[ホーキンズ,ポーラ] [Hawkins,Paula]
ロンドンで15年間ジャーナリストとして活躍したのち作家に転向(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nuit@積読消化中
98
下巻、期待していた展開もなく、予想通りの結末…。普段中々犯人を当てられない私でも初っ端から犯人が分かってしまった(苦笑)。動機まで。また、複数登場する人物の誰にも感情移入が出来なかったのが残念。あまり訳のせいにはしたくないが、前作の池田真紀子さんが翻訳してたらまた少しは違っただろうか。あ、ちょっと今回は辛口かな…次作に期待したいです!2017/12/26
mn4947
4
イギリスの片田舎の川でおこる殺人事件。古い言い伝えもあり、また疑惑だらけの登場人物だが、内容はいたってシンプルで内容に深みがない。2018/04/01
Saaaaaaa
4
んー・・・・。ここでハラハラさせたいんだろうなぁって思うところはあったけど、淡々と読み進めて終わった。超訳を売りにしてるみたいだけど、訳し方が良くないのか作者のせいなのか初めて読んだ作者さんなのでわからない。2018/01/18
Space invader元ダンリック
3
お話自体は、紋切り型かな?と、思ったり。物語全体に貫かれているのは、家族愛。良いか悪いかは、別として。タウンゼント一家を覆う暗い影が、このお話のポイントかな? あまりパッとしない、イギリスの片田舎の雰囲気が、垣間見えたのが自分にとって、一番の収穫でしたね。2018/04/25
富士松
1
誰が主人公か分からなかったが、下巻になってやっと面白く感じてきた。と言うのは登場人物を認識するのに時間がかかった。外人名は日本人には覚えるのが難しく、多くの外人名が登場すると混乱するだろう。海外では人気の作品でも日本でヒットするかどうかは、その辺も関係するのだろうと感じた。物語は最後にどんでん返ししたようで、実は前々からそう思えるシーンが登場していた。登場人物の各人が主人公のように振る舞う、この様な作品も面白いかも知れない。作者の別な作品も読んでみたい。2018/07/19