内容説明
ドケチな億万長者が大資産を抱えて死んだ。さぁ大変!巨大遺産ぶんどり合戦の行くえは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつぼう
16
シドニィ・シェルダンの遺作がこのレベルなのが非常に残念です。【ゲームの達人】や【明日があるなら】で寝不足になってたのが懐かしいです。最近超訳されてるのはコメディ色が強くて軽い感じがして物足りないです。本作は何度も謎解きがあるけど全ての推理に無理があるような気がしました。そして最後の謎解きとその結末にはガッカリしました。現実離れしすぎて、そんなオチはないやろうってツッコミたくなりました。やっぱり超訳初期のシェルダン作品から較べると数十段落ちるなぁ。久しぶりに【ゲームの達人】を読みなおしたくなりました。2012/05/09
Kircheis
13
★☆☆☆☆ シドニィ・シェルダンの中編は、基本的にコメディ路線で同じような話の繰り返しだと分かってはいたが、この本は結構酷いと感じた。 登場人物に魅力的な人物がおらず、カタルシスも皆無。 主人公的な位置付けのデビットも微妙なキャラだし。 読んだことを後悔するレベルだった。2018/08/10
まみごろう
12
さくさく読めました。個人的には全額寄付するあの人もどうかな・・。偽善的な?欲のある3人が人間的に見えてほほえましかったです。2015/08/08
みかりん
9
昔良くシドニーシェルダンの本を読んでいたので 期待して読んだら これ本当にシドニーシェルダンの本?って疑うぐらい コメディータッチでサクサク読めますが 期待はずれだったが あとがきで 英語教材用に書き上げた話という事で納得。2019/03/20
ツカモトカネユキ
7
2012年発行。2007年に著者が亡くなる前に書かれた英語教材用の作品。莫大な富を残した被相続人の課題に向かう、相続人たちのやり取りがコメディタッチで描かれます。内容はシビアなものでなく小学校ぐらいの年齢層向けの作品。12章に分けた連続ドラマのような感じで進みます。内容は、ライトなので物足りなさを感じるかもしれません。本来は英語の言い回しとかの表現を養うものなので、日本語訳のみを読むのは本来の意味をなしていませんのでミステリー感を求めるのであれば他作品を読まれることをお勧めします。2025/05/27
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