内容説明
エディは売れない役者。エージェントにも馬鹿にされ、食料品店のツケはたまる一方で、にっちもさっちも行かない。ブロードウェーの舞台で端役をもらってはその日暮らし。エディを励ますのは純愛で結ばれた妻ただひとり。その妻が妊娠して彼はいよいよ父親になる。たいへんだ!稼がなくては!あせるエディに転がり込んできた旅の一座のちょい役。運命のいたずらが待ち構えているとも知らずに仕事に飛びつくエディ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
20
将軍が独裁政治で民衆を苦しめている国に、彼のそっくりさんがやって来た。そしてそっくりさんは、彼とは全く逆の気の良い人物。こう書くと、先の展開は予想がつくだろう。概ねその予想通りの展開が待っている。独裁者である将軍を殺そうと狙う過激派の魔手から、いかにして素人の彼が逃れるかというのが、毎回山場として登場。紹介文にあるような『インディ・ジョーンズも顔負けするような大冒険』は、ご都合主義の展開からすると、ちょっと吹き過ぎ2005/10/27
youyou88
12
エディは売れない俳優。妻のメアリーは妊娠していて出産間近。 ところが食料品店のツケすら払えない。 そこに舞台の端役の仕事が廻ってきた。ただし南米公演。 ところが行った先の国で、独裁者の影武者をやってくれないかと持ちかけられる。 まぁまぁあまりに都合よくストーリーが進むのでちょっと物足らない感じも。 でも安定の面白さだし読後感が良き 詳しい感想はこちらで↓ https://ameblo.jp/harayou1223/entry-12882726845.html2025/01/31
ake7🍀 積読本まだまだ消化中
10
映画《星の王子ニューヨークへ行く》のような痛快コメディ。変に話をややこしくしていない単純明確さが爽快だったし、シンプルで明るく、ひたすら善良な主人公のキャラクターも良い。CGや音声変換の技術はかなり発達しているし、政治家のダブルも恐らく実際に存在しているのだろうけれど、暗く陰謀めいていないこうした影武者ストーリーは、探しても案外そんなに見つからないのでは。そしてやっぱり、主権が国民にあるって素晴らしい。日本もどうかこのまま、全体主義=独裁国へとコントロールされる事なく《民主国家》であり続けますように。2022/02/22
G-dark
5
殺りたい放題、犯りたい放題、権力大好き!なボリバル将軍が心臓の手術を受ける間だけ、外国の売れない役者・エディが影武者として将軍さまの役を演じることになる…という小説。エディは外国人なのでこの将軍さまがいかに凄まじい恐怖政治を行っているか知らないため、国民が苦しんでいるのを見て「ぼくがやったことを知ったら、ボリバル将軍も喜んでくれるだろう」と思って、将軍さまにもその側近である大佐にも許可を取らないまま勝手に色んな法令を出しては国民を救い続けます。「水戸黄門」を観ている時みたいなスッキリ感が味わえる小説です。2017/05/16
あつぼう
4
安易にこの作品を批判するのはどうかと思います。と言うのもこの作品が最近のシェルダン氏の作品ではないからです。彼の中編シリーズと言われる80年代から90年代前半の作品の中の1つです。しかも長編ではないので「ゲームの達人」などとは較べれません。ちょっと先が見える展開なども、この本が書かれた時なら凄く新鮮で面白かったと思う。だからと言って今読んでも面白くない訳ではないです。なぜか北朝鮮の事情を思い出してしまう1冊です。主人公のエディの天然ぶりがムチャクチャ面白いです。2005/04/03
-
- 電子書籍
- 魔界王子devils and real…




