内容説明
世界を襲う異常気象。フィクションなのか、ノンフィクションなのか?世界中のあちこちで同時多発的に事故死する科学者たち。極貧の中からスターの座を勝ち取る美女。美女を射留める醜悪な小男。渦巻く金欲と権力欲。シドニィ・シェルダンが久々に放つ現代の黙示緑。巨悪に立ち向かう女性二人組の運命は?ニューヨークタイムズベストセラー作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kircheis
27
★★★☆☆ シドニィ・シェルダンの上下巻に渡る長編としては最後になる作品。 詳しい感想は下巻にて。2019/06/08
たぁ。
8
久しぶりのシドニィシェルダン(とはいえ立て続けに読みました。) 素人の美女二人が、次々と殺し屋をかわしていく、あり得なない展開ながら、読んでて小気味がいい。当然、「主人公死なず!」2018/10/08
うえちゃん67
4
外国の小説は登場人物の名前と立ち位置が読んでいる途中でわからなくなっていくのですが、この作家のは比較的わかりやすいかな。ストーリー展開が速く、読み始めると没頭してしまいますね。2013/01/05
あつぼう
4
この超訳シリーズは本当に読みやすいです。ゲームの達人で初めてシェルダンの作品を読んでから彼の虜になってるのですが、本作もあっという間に上巻を読み終えてしまいました。愛し合う夫婦を悲劇が襲うのが読んでいて辛くなるけど、最後にはこの人達の笑顔が見えるようなエンディングを期待してしまいます。全く接点のなかった未亡人が出会う事によって物語が急展開していきそうなので下巻が楽しみです。それにしても上巻の最後のセリフは衝撃的で黒幕はあんたか!って叫びそうになりました。下巻も速攻で読み終わりそうです。2009/12/06
呼吸が清々しい太陽
3
晩年は少しスケール感が落ち着いたかなって思っていた氏の作品だが 「異常気象~」はそんな下馬評どこ吹く風! 昔から本がつまらなかった時、途中で止めたいのになぜか止めれない。 そんなの読むなよという話だが、途中で投げ出すとその世界をちゃんと味わえなかったと更に苦痛になるのだ。 お化け屋敷で怖いから、途中の非常口から出て 「恐怖の出口」は「後悔の入口」に繋がっていた様な感覚だろうか。 「は~、最近毎日同じだな」ってため息ばかりの暮らしに 刺激を与えてくれる作品だ。 2012/05/25
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