目次
二〇一七(里山十帖の赤かぶスープ;菊水鮨西店のいくら寿司 ほか)
二〇一八(富臨酒家の黒糖蒸しパン;黒白淡〓の香港式ミルクティ ほか)
二〇一九(法華湯包の小籠包;小楊生煎の焼き小籠包 ほか)
二〇二〇(奈穂子さん宅の焼きネギ;胡月の冷麺 ほか)
二〇二一(山田家のいなり寿司;中山さんのカプレーゼ ほか)
著者等紹介
山崎亮[ヤマザキリョウ]
1973年愛知県生まれ。studio‐L代表、関西学院大学建築学部教授。大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了。博士(工学)。建築・ランドスケープ設計事務所を経て、2005年にstudio‐Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するための「コミュニティデザイン」の先駆的実践者として、全国で住民参加型の総合計画づくり、まちづくりのワークショップ、建築やランドスケープのデザイン、市民参加型のパークマネジメントなどに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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tetsubun1000mg
11
一作目の「地域ごはん日記」が大変面白かった。 「コミュニティデザイン」という仕事をしながら、地方での講演の際に地元飯を教えてもらって店を訪ねる。 地元の人のおすすめご飯を興味津々で食べてみる様子が素直に面白い。 グルメというよりまさに「地域ごはん」食べたことが無いメニューがほとんどだけど、いかにも美味しそうに書いてあるので自分でも行ってみたくなる。2023/03/03
きゅー
8
コミュニティデザイナーとして日本国内外を訪れる著者が、その土地で味わった料理をその地域という文脈のなかで描写する。 地域とは何かと端的に言えば、それは人にほかならない。 その地域に根を下ろし、あるいはその地域を愛してやってきた人々の交わりのなかで未来が生まれる。 地域の料理も縦軸に歴史があり、横軸に新しいアイデアや工夫がある。 そうしたつながりを軽妙な語り口で書き綴っているのが好ましい。 どんなものを味わっても結局は人の話に落ち着いてしまうのが彼らしい。2023/10/03
kobayo
0
筆者の仕事に興味があったが、食べ物にまつわる登場人物の人となりがわかったりして、地域ごはんが単なる紹介でないのがいい。味わいのある絵がまたいい。2022/12/17
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