内容説明
本書は、世界１２６カ国が加盟する国際看護師協会で看護・保健政策コンサルタントとして活躍する著者ミレイユ・キングマが、看護師の国際規模の移住に伴って生じる現象や問題について、世界各地の最新報告例を紹介しながら明瞭に解析する。
目次
「グローバル化」の世界へようこそ
看護師移住の人間的側面
ミニビジネスとビッグビジネス
利権問題、矛盾、ダブルスタンダード
国際的な取引と移住
頭脳流出、頭脳流入、頭脳循環
芝生はより緑に〔ほか〕
著者等紹介
キングマ，ミレイユ［キングマ，ミレイユ］［Ｋｉｎｇｍａ，Ｍｉｒｅｉｌｌｅ］
ＲＮ、ＰｈＤ。１２６カ国の看護師協会から成る国際看護師協会の看護および保健政策コンサルタントを務めている。アメリカのコーネル大学で学士課程を卒業し、スイスのウェブスター大学では人的資源開発を専攻し、修士課程を修了。また、ロンドン大学熱帯医学学校では看護師にとっての経済政策を考察する博士論文“Ｅｃｏｎｏｍｉｃ Ｐｏｌｉｃｙ：Ｉｎｃｅｎｔｉｖｅ ｏｒ Ｄｉｓｉｎｃｅｎｔｉｖｅ ｆｏｒ Ｃｏｍｍｕｎｉｔｙ Ｎｕｒｓｅｓ？”を執筆。過去２０年間、６０カ国以上でコンサルテーションおよびトレーニングプログラムの責任者を務めてきた。彼女の最近の仕事には、看護師の社会福祉経済、労働生活の質、人的資源開発、労働安全衛生、高齢者ケア、難民、看護学生、医療サービスにおける国際貿易などがある
井部俊子［イベトシコ］
聖路加看護大学学長・教授。聖路加看護大学卒業、聖路加看護大学大学院博士課程修了。聖路加国際病院看護師、日本赤十字看護大学講師、聖路加国際病院副院長・看護部長を経て現職。日本看護協会副会長、日本循環器看護学会理事長
山本敦子［ヤマモトアツコ］
翻訳家。同志社大学大学院文学研究科英文学修士課程修了（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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