出版社内容情報
《内容》 栄養管理を行っているNSTのメンバーが輸液と栄養の基礎知識を学ぶための参考書。栄養療法を施行していくための体液,電解質,また生化学,栄養学の基礎知識をわかりやすく解説。
内容説明
本書の構成は大きく7章よりなり、1章は体液、電解質の基礎知識と輸液療法の基礎であり、栄養輸液療法にも基本になる大切な章である。2章は体液、電解質の基礎を理解したうえで電解質輸液について解説している。3章は高カロリー栄養輸液の基本的な考え方について、わが国で開始された初期の時代から現在までを理解しやすく解説している。4章は輸液剤の混合調製で基本となる、無菌調製の基礎になる手技的な解説と、注射剤では特に注意しなければならない配合変化の考え方を解説している。5章は輸液剤によらない経腸的な栄養補給の方法である、経腸栄養剤の基礎について述べている。6章はNSTについて、チーム医療のあり方が書かれている。7章はカテーテル類、輸液点滴セットなどについてふれている。また基本用語集を付録として載せ、初心者の使いやすさに配慮している。
目次
第1章 体液・電解質の基礎知識
第2章 電解質輸液
第3章 高カロリー輸液
第4章 輸液の調製方法
第5章 経腸栄養
第6章 栄養管理とチーム医療―NST
第7章 輸液デバイスの安全管理
著者等紹介
島田慈彦[シマダシゲヒコ]
前北里大学病院薬剤部長
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