出版社内容情報
《内容》 様々な検査を行う前に不可欠な問診、視診、触診等の各種診察法と簡単な器具を用いた検査法の基本を、写真によりわかりやすく解説した医学を目指す人々に必携の書。
内容説明
医師は検査伝票をめくり、CTスキャン、MRI、エコー図、心電図、レントゲン写真、内視鏡写真だけをみて、患者さんをあまり診察しなくなったような気がします。患者さんから病歴をよく聴き、身体的検査(診察)をすると、どれほど多くの情報が得られ、データには現れない所見が発見されるか知れません。しかし、患者さんを診察するのに、服さえ脱がさない医師が増えています。どうなってしまったのでしょうか。本書では、それを憂いて、病歴や診察でどれだけ多くの情報が得られるかを解説しています。
目次
診察をする前に(診察日の前日には;診察室へ入る前に ほか)
患者さんが診察室に入り診察椅子に座るまでの診察と対応
医療面接の基本(医療面接の基本;病歴のとり方)
身体的検査(脈の診かた;手掌と手背の診かた ほか)
問題志向型診療記録(基礎データ;問題リスト ほか)
著者等紹介
山沢〓宏[ヤマサワイクヒロ]
東京医科大学教授、東京薬科大学薬学部兼任講師。山形県出身。神戸大学医学部卒業。京都大学で医学博士。米国デューク大学を経て、現職。内科認定医、循環器専門医。専門書、論文も多数
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