内容説明
本書では、従来よりの国際取引法の対象範囲は勿論のこと、近時の新しい分野、また関連あるいは交錯して影響を相互に及ぼしつつある重要な法領域の考察も積極的に行っている。実際に国際取引を行うに当たっては組織法との一体的考察も必須となっており、ガバナンス、あるいはコンプライアンス・プログラムしかりであり、こうした国際経営法の側面も併せて考察・解説を図った。
目次
総論篇(国際取引法の枠組み;国際取引法を取り巻く規律;国際取引と知的財産権 ほか)
各論篇(国際物品売買;インコタームズ2010、ウィーン売買条約、債権法改正など;国際的資金決済 ほか)
実務篇(国際金融法制の新展開;国際コンプライアンス;イスラム金融 ほか)
著者等紹介
藤川信夫[フジカワノブオ]
1976年3月京都大学法学部卒業。1976年4月~2004年9月日本開発銀行(現在、日本政策投資銀行)。2004年9月日本政策投資銀行退職。2004年10月日本大学法学部教授。2007年10月日本大学大学院法学研究科教授、博士(法学・早稲田大学)。2011年ジョージ・ワシントン大学ロースクール客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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