内容説明
病理医ヤンデルの日常、ツイッター論、病理医への道、生老病死から幸福論…思考がぶつかり変化する!ヤンデル先生の日常と思考を一緒に旅する新感覚エッセイ!
目次
第1章 病理医の日常のお話―1日体験ツアーへようこそ!(「医師のお仕事」と「病理医のお仕事」;モーニングルーティン ほか)
第2章 SNSのお話―おおまじめなツイッター論(ツイッターの「ヤンデル先生」;医療情報とツイッター ほか)
第3章 お仕事のお話―病理医になるまでの多難な道のり(成績がいいから医学部に入りました、のあとに;「できない」の壁 ほか)
第4章 生老病死のお話―この世界を、ストーリーを生きる(病理医から見た生老病死;新型コロナウイルス感染症禍の世界において ほか)
著者等紹介
市原真[イチハラシン]
1978年生まれ。2003年北海道大学医学部卒業。国立がんセンター中央病院(現国立がん研究センター中央病院)研修後、札幌厚生病院病理診断科へ(現在、同科主任部長)。医学博士。病理専門医・研修指導医、臨床検査管理医、細胞診専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しょうご
11
北海道新聞に書評が載っていたのをきっかけに購入しました。 「できること」を突き詰めていった先に自分にしかできないことがあり、それが誰かを助ける仕事になればいいのだと勇気づけられる感じがありました。2021/11/29
こんぶ
11
病院での診察を待つ間にこっそり読み始めた本書。病理医としてのヤンデル先生の日常からSNS、そして病理医になった経緯と生老病死。元々別コンテンツで見たヤンデル先生のキャリアのお話がとても興味深かったことから読み始めたのでしたが、思考の過程を丁寧に語る構成がとても読みやすかったです。ただ、最終ページまで到達したもののまだ理解できていないような感覚があります。ふんわりと概要を押さえただけ。また時間をおいて読んだら、自分の糧になってくれる部分がもう少し増えそうな感じがあります。次に読むのも楽しみ。2021/05/30
おかめっち
10
ヤンデル先生二冊目。エッセイ。病理医の日常、Twitter論、病理医への道、生老病死、幸福論。硬そうな世界の事だけど読みやすかった。2023/01/30
rors
5
とても優しい文体で読みやすく一気に読んだ。第2章のツイッター論も読み応えがあったし、第3章の病理医になったいきさつも面白かった!けれど読み終わって何かすごく心に引っかかって、すぐに再読した。著者は自身の持論やら物語を例に出して読者に視点・視座をたくさん持ちなよ!面白いよ!と語りかけてくる。とても大切な事だと思った。再読はとても時間がかかった。 第4章は何年か後にまた違う角度から文章にして欲しいなー。 あと、この著者のお薦めする本はほんとに外さない!(たまに難しすぎるけど)2021/03/14
皐月
3
やっと読了。 追いかけているので著書で同一テーマも何度か目にしていますが、幸福論のくだりは個人的にも印象深いものでした。2022/07/10