内容説明
鳥取県米子市在住の創作人形作家・安部朱美の昭和をテーマにした話題作を、写真家・後勝彦氏が撮影。平成22年7月より全国各地で開催されている巡回展、「安部朱美創作人形展 昭和の家族―きずな」の作品を中心に収録。安部朱美の人形創作に対する思いを綴ったコラムも必読。谷川俊太郎書き下ろしの詩4篇収録。
目次
生まれる
育む
つながる
見まもる
まじわる
いおしむ
和む
著者等紹介
安部朱美[アベアケミ]
昭和25年、鳥取県西伯町(現・南部町)に生まれる。同56年、独自の技法で創作粘土人形を始める。全国創作和人形コンクール(鳥取県用瀬)流しびな大賞受賞、新匠工芸展(京都)入選など。平成19年、米子市美術館で個展を開く。同年、宝鏡寺創作人形公募展(京都)大賞受賞。同20年、米子市文化奨励賞受賞。22年より「安部朱美創作人形展 昭和の家族―きずな」全国巡回展を開催
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
昭和6年、東京都生まれ。同28年、詩集『二十億光年の孤独』でデビュー。以来、詩作を中心にジャンルを超えて活動。『日々の地図』で読売文学賞、『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞など、数々の賞を受賞
後勝彦[ウシロカツヒコ]
昭和20年、東京都生まれ。明治大学法学部、東京写真大学(現・東京工芸大学)を卒業。大倉舜二氏に師事した後、同44年よりフリーランスの写真家となる。コマーシャル、ファッション、料理、リビング、花、茶道などの分野で活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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