石ノ森章太郎生誕70年叢書シリーズ
世界まんがる記

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860292553
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0095

内容説明

人間“死”に関するかぎりは、ハイそれまでヨで、誰にも条件は同じだ。が、やりたいことをやったあとでの死と、何もしないで迎える死とでは、気持ちの上でベラボウな相違がある。ボクは、生きている間にやっておきたいことの手始めに、子どもの頃からの淡い夢であった、外国旅行を選ぶことにしたのだ。ボクは、四畳半を飛びだした。エンジンの音が、キューンとかわり、ボーイングは地上を離れた。―1961年、8月24日、23時50分…石森章太郎23歳の夏―。

目次

from Tokiwa‐so in Tokyo,Japan(四畳半脱出記;Mr.小田実、Miss.桂ユキ子 ほか)
United States of America(今日から明日へ…そして昨日へ;ホノルル空港にて ほか)
Europe(カビのにおい;チラリ・ツンツン ほか)
Memo(石ノ森章太郎が残した旅のメモ帳。初公開!)
Another Country(アラビアン・ナイトの国;ピラミッドの頂上 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

67
1961年、若き石森章太郎は、世界一周に旅立つ。まだ、海外旅行すら珍しい時代に、英語もそれほどしゃべれないのに。凄いバイタリティ、凄い行動力。世田谷文学館「石ノ森章太郎展」で、この旅の記録が展示されているのを見て、読みたくなった。想像以上の行動力だ。今でも、こんな旅は、なかなか出来ないだろう。旅先での女性との交流や、銃を買う話まである。この旅が、その後の石森章太郎の作品に与えた影響は、かなり大きかったはずだ。「サイボーグ009」は、この旅によって生まれるのだ。2019/06/21

keroppi

61
以前、図書館で借りて読んでいたのだが、古本屋で見つけて買った。若き石森章太郎の世界旅行記。この時代にこの旅行をやってのけた石森章太郎は、やはりただものではなかった。世界各地の事前の知識は、かなりのものである。それは映画だったり、美術だったり、小説だったり、様々なものを知識として持ちながら、現地で実体験している。この物怖じしないバイタリティ。SF大会に参加しては新聞に載るし、スペインではフラメンコを踊り子と踊るし。この経験が、その後の作品を生み出しているんだろうなぁ。2024/12/30

スプリント

3
まだ気軽に海外旅行へ行けない時代の旅行記です。 2017/06/29

tenorsox

3
若き日の石ノ森章太郎の初海外旅行記。 1961年と海外旅行がまだ特別な存在であった時期のエッセイではあるが、そのせいか逆にどうということのない内容(「深夜特急」のような興奮もなければ、天才漫画家のユニークな視点みたいなものも特段感じない) ただ、帰国後に「面白かっただけか?収穫はないのか?」「もったいない。海外なんて他人の金(国、会社)で行くべきだ」「土地でも買ったほうがよほど賢い」等といってくる周囲に対し、「おもしろければそれでいいじゃないか」「俺のほうが金の使い方を知ってる」と心中で見下すところは快2012/10/27

がんぞ

2
25歳の一人訪米訪欧。外貨持ちだし制限で緊縮財政/チップ必須/自動販売機に驚く/ハリウッドはTVに押されて衰退/ディズニーランドは大人が童心に帰る場所/第19回世界SFシアトル大会…ハインラインに言葉をかけられたが子どもと思われて送ってきたのはジュブナイル日本語版/オランダの飾り窓の女/ポンペイ遺跡にはなんとストライク中で入れず/飛行機時間切迫で闘牛ほとんど見られず。しかし乗り換えで無意味に長時間待たされた。マタドールの剣を買うと、なぜか観光客として箔が付いた/銃砲店店員はドンピシャに的を撃ち抜いてみせた2020/05/31

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