中原中也 さらば東京！

中原 中也【著】/瀬尾 明男【写真】

清流出版（2008/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 118p／高さ 18cm
• 商品コード 9784860292317
• NDC分類 911.56
• Cコード C0095

内容説明

「幼い頃への憧憬と望郷」「生きることの悲しみ」を表現し続けた詩人、中原中也。友人の小林秀雄に『在りし日の歌』の原稿を託し、故郷に帰る矢先、三十年という短い人生を終えた。「さらば東京！おゝわが青春！」『在りし日の歌』後記に記した締めの言葉に、彼はどのような思いを込めたのだろうか…。時を超え、輝き続ける詩と鮮烈な写真がシンクロする。

目次

童謡
サーカス
酒場にて
生ひ立ちの歌
宿酔
春の日の夕暮
夏の日の歌
帰郷
失せし希望
汚れつちまつた悲しみに…〔ほか〕

著者等紹介

瀬尾明男［セオアキオ］
１９５７年広島県生まれ。青山学院大学文学部史学科中退。音楽情報誌、教育雑誌の編集者を経て、１９８７年写真家に。装幀家・菊地信義のもとで数多くの出版物の表紙写真を手掛ける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[みほ]

写真も載ってるし、字も大きいし、もう一度中原中也に挑戦しようと思い、手に取った…。 やっぱり引き込まれず、途中でやめました。 どうしても、自己陶酔、自己満足の詩にしか受け取れない。 死や倦怠に酔ってる感覚は、10代で嫌というほど味わい、もう卒業しようと決めたので、読むのをやめよう。 突き放しつつも、生きていくその甘えのなさがほしいのです。 私にとって年齢を重ねるほど、中也は受け付けないみたい。

2014/08/12

[Yoshizu_mi]

初中原中也。写真は飛ばした。

2014/07/26

[仮面ハラダー]

中原中也の代表的な詩に写真をつけた…だけですね。中原中也の名前にひかれて買ったものの、著者の自己満足としか感じませんでした。いわゆる中也ファンの作った同人誌。

2012/02/28

[工藤]

サーカス、月夜の浜辺が好き

2025/03/08