内容説明
ロンドンライフの「光」と「影」―おかしくて、やがてしみじみ…。『週刊ジャーニー』で大人気の連載がついに一冊に。駐在員夫人が明かす「素顔のイギリス」。
目次
第1章 西日の当たる快適なリビング(西日の当たる快適なリビング;コーヒー・モーニング発、ランチ経由、ディナー・パーティ行き ほか)
第2章 華麗なる駐在員夫人たち(GUPの法則;眠りの棚のイギリス製ティーセット ほか)
第3章 涙で視界がかすむ参観日(子供にとっての治外法権―ニッポン;イギリスのマメでけなげな男の子たち ほか)
第4章 日本人女性がもてる理由(海外キャリア娘の深い悩み;帰りたくない、帰れない ほか)
第5章 大人の国ニッポン(ああ、いじらしい日本星人;ザマミロと言われないために ほか)
著者等紹介
高月園子[タカツキソノコ]
1952年生まれ。東京女子大学文理学部史学科卒業。翻訳のほか、音楽関係の記事や、20年以上にわたるロンドン生活を題材にしたエッセイなどを執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Karry
6
イギリス人や駐在妻のイメージが見事に覆された。自分の常識だと思ってることが、国が違うと全く通用しなさそう。駐在妻も色々と苦労が多いことが分かり、羨ましくなくなった(笑)2018/02/05
ちゃば
4
ちょっと箸休めとして手に取った本。著者の語り口で気になるところはあるものの、生のイギリスが知れて面白かったです。文化の数だけ考え方はあるよね~という感じ。さくっと読めて気分転換によかったです。2013/01/13
あじさいかあさん
1
お上品で、笑いもシニカルなのを好む、なんだかいつも上から目線の国だと思っていたイギリス。まあ、当たらずとも遠からずでしたね。ゴシップ大好きなのは、ちょっと面白かった。長く住んでこそのイギリスの本音を垣間見ることができました。時々、これって著者の自慢?と思える記述もご愛嬌、かな。2014/11/12
りい
1
イギリスネタの本にはヨワいということを差し引いても、けっこうおもしろく読めた。「人生の中で人は何度、心の出国審査をするのでしょう。何度、ポイント・オブ・ノーリターンを通過するのでしょう」・・この言葉があまりにも私の琴線に触れ、なんとも羨ましい環境の著者に、憧れさえ抱いちゃいました。2012/12/04
15jam
1
イギリスのゴシップ好きw2008/11/23
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