人はなぜ走るのか

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860291730
  • NDC分類 491.3
  • Cコード C0098

内容説明

生物学者としてチータ、渡り鳥、ラクダ、カエルなど生物から学んだ“走りのノウハウ”とは。

目次

風に向かってウォーミングアップ
古代のランナーたち
スタート
森の中で過ごした少年時代
ハイスクールでクロスカントリーに出場
大学生活
昆虫の飛行持久力
空のウルトラマラソン選手
アンテロープの優れたランニング能力
ラクダの超持久力を解くかぎ
スポーツ選手のカエルたち
二本またはそれ以上の脚で走る
走る知的霊長類、ヒトの進化
犬や猫のように走る
不恰好でいるという健康法
食事
走るための燃料
レースに向けてのトレーニング
直前のトレーニング
レース

著者等紹介

ハインリッチ,ベルンド[ハインリッチ,ベルンド][Heinrich,Bernd]
1940年、ドイツ(現ポーランド領)生まれ。51年に米国に移住。カリフォルニア大学バークレー校教授を経て、80年よりヴァーモント大学生物学教授。研究分野は生理生態学、行動生態学。高校とその後進んだメーン大学でクロスカントリーに挑戦、41歳でマラソンランナーとなる。1981年のシカゴの100キロ(62.2マイル)レースで北アメリカ記録を13分更新し、マスターズの世界記録を達成。後に100マイルおよび24時間レースにも出場している

鈴木豊雄[スズキトヨオ]
1949年、愛知県生まれ。翻訳家、エディトリアル・リサーチャー。日本リーダーズ・ダイジェスト社、日本雑誌協会を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kuirou

5
生物学者である著者が100kmマラソンに出る、しかも優勝したということなので、合理的な走り方やトレーニングの仕方について書いているのかと思ったのだが、そんなお手軽な本ではなく、著者の昔話や、生物の生体に関する研究結果がぽつぽつと披露される。 最後の2、3章は100kmマラソンレースの話だったが、走りながら昔のことを思いだす構成で、「走ってる間って色々考えるなぁ」ということを思い出さされたりもした。 そういう訳で、内容は、大筋は退屈、だけど、たまに興味深い箇所もあり途中で放り出すことなく読める。2012/03/24

66 (Audible オーディブル毎日聴いてます)

2
生物学が専門の著者のため、昆虫や動物の運動の仕組みが文中にたくさん出てきます。読みにくい一方で、なるほど、と参考になる箇所あり。でも一番私に響いたのは以下。「長距離ランナーには共通点が一つある。それは、優秀なランナーは体つきがほっそりとしていることだ。」「長距離ランナーは、ときには数時間にもわたって地面から浮いていなければならない。骨は軽くて細く、足は鳥のように長く、薄い筋肉がついているのが理想的な姿である。」痩せねば・。痩せるために走っているのか走るために痩せるのかよく分からなくなってきた!図書館本2011/11/23

mita

0
おもしろい2015/04/12

さぼてんとうむし

0
おすすめ度★☆☆☆☆2020/06/27

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