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日本・アメリカ 対立と協調の150年―江戸から現代まで、アメリカの戦略を検証する

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860291297
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C0031

内容説明

アメリカという国は、本当に信頼に足る国なのか?日本が盲目的な信頼を寄せるのに対し、アメリカ側は国家間に真の友情などないとする、冷酷な現実主義があるだけだ。

目次

第1章 日米出会いの周縁(江戸の平和と江戸文化の国際性;ペリーの「白旗」―アメリカ側に記録がないわけ ほか)
第2章 「恩義」から「忘恩」へ(ソフト・パワー、ハード・パワー)
第3章 「忘恩」から「報復」へ(一九世紀末から二〇世紀前半の満州をめぐる国際関係;“主要関係国の拡張主義の原理” ほか)
第4章 「報復」の論理と心理(満州事変と「八紘一宇」―石原莞爾を中心に;「真珠湾」の日は待降節第二の主日であった)
第5章 「恩義・忘恩・報復」を超えて(二〇世紀日本の戦争と平和―その精神の形成と発揚;テロリズムと国際社会の論理)

著者等紹介

三輪公忠[ミワキミタダ]
昭和4年、長野県生まれ。上智大学名誉教授。専攻は国際関係史、日本近代史。上智大学中退、ジョージタウン大学大学院修士課程修了。プリンストン大学大学院歴史学専攻博士課程修了。32年、上智大学講師、助教授を経て、44年、国際関係研究所教授、のち所長。同アメリカ・カナダ研究所所長。日本カナダ学会会長、プリンストン大学、マウントアリソン大学、メキシコ大学院大学客員教授、ソビエト科学アカデミー、カンタベリー大学太平洋研究所客員研究員なども務める
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