内容説明
自然淘汰が4億年かけて遺伝物質を配列してきたのに、遺伝子操作ならたった数ヶ月で新種の生物が誕生する!深刻な健康被害や環境破壊が間近に迫る。
目次
第1章 種子は蒔かれた
第2章 バイオテクノロジー産業の隆盛
第3章 規制行政の最前線で
第4章 環境破壊を危惧する声
第5章 ビッグマネー・バッドサイエンス
第6章 個人農家の未来
第7章 有機農家の不安
第8章 特許制度が保護するもの
第9章 反GM大国イギリスの事情
第10章 モンサント社の新たな戦略
第11章 利益とリスクのはざまで
著者等紹介
ウィンストン,マーク・L.[ウィンストン,マークL.][Winston,Mark L.]
ボストン大学で生物学の学士号と海洋生物学の修士号を取り、カンザス大学で昆虫学の博士号を取得する。現在、カナダのブリティッシュ・コロンビア州バーナビーにあるサイモン・フレーザー大学で、生物科学の教授職とモリス・J.ウォスク・ダイアローグ・センターの特別研究員を兼任し、ミツバチの生態の研究に取り組んでいる
五十嵐洋子[イガラシヨウコ]
福島県喜多方市生まれ。翻訳家。青山学院大学英米文学科卒業
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