Walkabout―美しき冒険旅行

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  • サイズ B40判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860290887
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

飛行機事故で大自然の中に放り出された幼い姉弟。大人になるため放浪の旅をしているアボリジニの少年。この三人が出会ったとき、遙かなる旅が始まる。

著者等紹介

斉藤伯好[サイトウハクコウ]
1935年、東京都生まれ。明治大学政治経済学部卒業。英米文学翻訳家・作家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トンボ玉

22
csで映画観て面白かったしアボリジニーという先住民が出ていたので興味を持ちました。映画とはかなり違ってました。前に読んだネイティブアメリカンの話から各地の先住民の歴史や神話に興味を持ち始めていたので一層興味深く読みました。一番印象深かったのは、「〜アボリジニー頑健な肉体を持ちながらも、精神的な安楽死〜純粋の自己暗示によって死んでしまうということ。ひとたび自分の心が迫り来る死を知覚すると生への執着を放棄するという妙な性癖。」という彼らの世界観。また思索に耽る時、一本足の形になるのが何とも魅力的に見える。2014/07/01

Tomoaki Kudomi

0
読んだのは角川文庫版。古本屋で購入。飛行機事故でオーストラリアの大自然の中に放り出された幼い姉弟と、大人になるための試練を遂行中のアボリジニの少年の物語。白人の姉がアボリジニの少年を導こうとしていたこと、また、アボリジニの少年が彼女らを救わなければと互いに決意していたことが印象的で、先進国の技術や思想をもってして発展途上国を救おうとすることが本当に幸せに繋がるのかと考えさせられた。生活が便利になると同時に人間は弱くなっていくのだろうか。道具の背景にある存在理由を常に問わなければと思う。2014/02/16

azuno

0
本棚の隅から高校(?だと思うけど)時代の英語のサイドリーダー( この本自身抄録)が出てきたので、通して読んでみたいと思い図書館で検索して借りた。全く美しくて、やっぱり哀しいサバイバルストーリー。この邦題は良く付けたと思う。本の装丁は映画化された時の物をそのまま再刊したんだろうけど、映画は見たいような見たくないような・・・。2013/03/17

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