私は戦友になれたかしら―小野田寛郎とブラジルに命をかけた30年

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860290139
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

目次

第1章 偶然の出会い
第2章 遠い国ブラジルへの旅立ち
第3章 未知の世界
第4章 大自然と折り合いながら
第5章 牧場主見習い
第6章 移住地への仲間入り
第7章 永遠の灯
第8章 空白の三十年
第9章 四半世紀が過ぎて

著者等紹介

小野田町枝[オノダマチエ]
昭和12年、茨城県生まれ。財団法人小野田自然塾理事。佐原女子高等学校卒。上智大学で聴講生として心理学を学ぶ。上場会社事務職を経て独立、損害保険会社代理店を経営。同51年、小野田寛郎と結婚、ブラジルに移住。現在はブラジルと日本を往復し、ブラジルで牧場経営、日本では青少年の健全育成のため、小野田自然塾を夫と共に創設、活動を続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やじ

6
運命に導かれるようにしてご結婚されたお二人。パソコンはもちろん、電気すら通っていない開拓地へ、たった一人で嫁いで行かれた。身辺整理をし、家族を置いて旅立つ彼女の胸中はいかばかりであったでしょう。その決断力と勇気に感動しました。旅立つ日の朝、日記に綴られた言葉は涙なしでは読めませんでしたが、婚約した頃のお二人の、希望に満ちた笑顔に目を奪われました。「ルバング島で戦い続けた30年戦争 あなたの空白を埋めるためなら、自分の命を捨ててもいいと思った」という町枝さん。これぞ究極の夫婦でしょう。うらやましいです。。2014/03/25

ゆかり

2
奥様の著書(2002年)。厳しいルバングを生き抜いた小野田氏のその後の人生に寄り添い情熱的で愛情深くまさに戦友(1976年結婚、小野田さん54歳、町枝さん39歳)。ブラジル移住後の開拓生活、小野田氏がその後の誹謗中傷の中でも生真面目に信念を持って向き合った様子がわかる。有名であるがゆえに突然の訪問者、同じ質問の繰り返しにも関わらず、都度丁寧に対応。帰国後も好奇な目との戦いであったと感じる。軽妙な語り口に町枝さんの人柄とブラジルへ飛び込む実行力に強さを感じる。牧場が起動に乗った後も自然塾を開催し社会貢献。2024/04/15

さっきー

1
ルバング島で30年戦った小野田寛郎さん。彼の妻による手記。記者会見でのひと目惚れから、偶然による出会い、ブラジルでの牧場開拓の並々ならぬ苦労、日本の子どもたちのための「自然塾」など。お二人ともすごい人です。2013/08/06

みーふぃ

0
それからの 小野田寛郎氏。 苦闘は続く。

白い雲。。

0
小野田さんって大変な人生だったんだなぁ。奥さんも。

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