内容説明
“ことわざ”は、先人たちの知恵の塊!「モテモテの弟」「山んばだった母」「赤パンを穿いて痩せる女友だち」…。群ようこを取り巻くユニークな人物が次々登場。痛快“ことわざエッセイ”。
目次
男やもめに蛆がわき女やもめに花が咲く
親の心子知らず
好きこそ物の上手なれ
女三界に家なし
金は天下の回り物
袖すり合うも他生の縁
楽あれば苦あり
腹八分に医者いらず
小姑は鬼千匹
蟻も軍勢〔ほか〕
著者等紹介
群ようこ[ムレヨウコ]
1954年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業後、広告代理店や出版社に勤務。84年エッセイ『午前零時の玄米パン』でデビュー
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感想・レビュー
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toshi
6
マニアックな特別なテーマに沿って書かれた物でない限り、群ようこのエッセイだったら間違えなく面白い。 これは、一応ことわざをタイトルにしたエッセイ集だけど、タイトルは関係会ったり無かったり・・・(笑) 説教臭い内容ではないので(そういうものも無くは無いけど)ご安心を。 最後の作品のラストで、今年は午年で4回目の年女を迎える・・とあるから、書かれてからちょうど一回り経つんですね。2014/01/25
gadagiji
5
気軽にサクサクと読了^_^面白かったです?2018/04/23
rinrin
4
ことわざをテーマにした群さんの日常を綴ったエッセイ。群さんらしくて面白かった。2014/10/20
秋桜
3
ことわざにちなんだ群さんの人間観察が面白かったです。2016/06/08
しろはは
3
ことわざに絡めたエッセイでした。群さんらしく面白いエッセイでした。2012/10/25