賢母・良妻・美女・悪女―中国古典に見る女模様

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  • サイズ B6判/ページ数 282p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860290054
  • NDC分類 282.2
  • Cコード C0022

内容説明

稀代の悪女が奸計をめぐらし、絶世の美女が国を傾ける!良妻賢母から亡国の女まで女女列伝。

目次

第1部 母として、妻として、女として(この母ありてこの子あり;夫に道を誤らせなかった良妻たち;胸突き八丁は夫婦協力の正念場なのに;男を手玉にとる魔性の女;異境に遣られた女の哀歌;純粋な愛がなぜか悲しい結末に)
第2部 権力をめぐる男と女(古代王朝の三代は傾国(美女)で傾国(滅亡)
国を揺るがしたお家騒動―驪姫の禍と李后の禍
秦の始皇帝、出生の秘密―母太后と呂不韋
女が権力を握った時―呂后の専制
女奴隷から皇后の座に―衛后の栄光と破滅
性的魅力を武器に皇后の座へ―趙飛燕の打算と挫折)

著者等紹介

森友幸照[モリトモコウショウ]
1929年、山口県生まれ。1953年、早稲田大学法学部卒業、経済雑誌ダイヤモンド社に入社。編集記者、編集長を経て退社。以後、主として歴史分野の執筆と、企業研修やカルチャースクールなどでの講演・講義。また、早稲田大学ビジネススクールでも講師として講座(経営思想史)を担当した
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感想・レビュー

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ず〜みん

4
こんなにも故事成語になっている間違いがあって、皇帝になる前に様々歴史書を読んでいるだろうに、どうしてこんなにも女性関係で似たような失敗ばかりしてきたんだろう、学習しないんだろう、と思ったけれど、自分だけは大丈夫、と思うんだろうか。それとも浮気男に限って最初に位の高い嫉妬深い妻を娶るから後年自分好みの女性と揉めるのだろうか。いずれにしろ、良妻は本人の資質に加えて男が信用を積み上げて作り上げていく物だと感じた。あと、本著は誤字が多い。対象→対照など。2022/05/01

安曇礼

0
孟母から始まって前漢の張飛燕と合徳まで、有名どころは一通り網羅。で、こういうのは大概、悪女の話のほうが面白いんですよね~。で、しばしば例に出されてた列女伝って。どうやら悪女の話も載っているらしいので、読んでみたくなりました。2012/09/05

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