内容説明
音楽プロデューサーの経歴をもつ気鋭の学者が、最新の脳科学の手法から、人と音楽の共進化を解き明かす。音楽が人類という種にこれほど長く残ってきたのなら、その力とは何だろう。
目次
1章 まずは冒頭から
2章 友情
3章 喜び
4章 慰め
5章 知識
6章 宗教
7章 愛
著者等紹介
レヴィティン,ダニエル・J.[レヴィティン,ダニエルJ.][Levitin,Daniel J.]
1957年サンフランシスコ生まれ。マギル大学(モントリオール)心理学部、音楽知覚認知研究所所長。音楽プロデューサー/エンジニア/ミュージシャンといった異色の経歴持つ、気鋭の神経科学教授
山形浩生[ヤマガタヒロオ]
1964年生まれ。東京大学工学系研究科都市工学科修士課程修了。マサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。大手シンクタンク会社に勤務のかたわら、科学、文化、経済からコンピュータまで、広範な分野での翻訳と執筆活動を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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新学術間接経費本棚
感想・レビュー
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Kei
0
取り組もう、というか解き明かそうとしていること自体は面白いんだけど、なんかエッセイタッチなので、その科学的な結果がどうなのかとか、ちゃんと論理を見たい人にはあまり勧めないかなあ。途中でやめようかなとも思ったしw 面白い本ではあるんだけど。 どのへんが面白いって、最後に訳者からのページにいろいろ突っ込まれてるのが良かったのかも。笑 絶妙なバランスを持ってるね。この本は。2013/06/07
林克也
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著者は音楽家であり神経科学者であり、そうした知識と経験により”歌”というものの成り立ちを解き明かしている。なかなか興味深い分類・分析で、とても参考になった。 2010/12/05