- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ライトエッセイ
- > ライトエッセイその他
内容説明
虫好きの女子の、小さくて大きな虫の世界の魅力を楽しむための本。
目次
虫目の観察記
猫顔の幼虫は、だれ?
花より、ナガメ
うちの庭は、キイロテントウ天国
うれしくてさびしい、小グモの旅立ち
わたしの観察&飼育七つ道具
蝶の羽化する朝
毛の生えたテントウムシと飛べないテントウムシ
都心で虫さがしができる、目黒自然教育園
たのしい虫グッズ集めその1 身につけるものなど〔ほか〕
著者等紹介
鈴木海花[スズキカイカ]
エディター、ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佳音
50
よかったほ♪(*´-`) 虫眼鏡でちょいと覗いてみよう。虫眼鏡でムシを見てみる。虫を通して世界観が広がっていく。確かに虫は気持ちがいいとは言えないかもしれない。でも、この本に収められた写真が良くって、むしろ、『天気の良い日には、こんな小さな探検もいいかも♪』と誘われる気分になる。realがNGでもこの本で『虫目』してみよう。新しい視野が広がり、ジャポニカ学習帳もアリだなと思ってしまうかもしれない。(虫がテザインされた雑貨が紹介されているのも、著者が女子である目線ならではだね)2015/05/24
sin
43
脚が多いのと、無い奴と、どっちが苦手かと問われれば「多いの」と即答である。ましてや飛んで来るのに至っては“最悪”…。そんな自分ではあるが昔から虫目であった。見つけてしまうのである。とはいっても観察することに何のためらいもない、逆に怖いもの見たさ…うひゃ~と内心では思いながらカメラなどを向けている。それはさておいて、この地球上で何よりも身近で一番多種多様な存在である彼らを愛でてやまない“蟲愛づる姫君”達には脱帽である。とにかく“好き”という愛情あふれるエッセイであった。2015/04/01
うずら
14
この本を読んで解った。私は虫目を持っていたんだと。2016/10/26
いろ
9
虫女子の虫観察エッセイ。専門家でないから,分からない虫も出て来るw 写真はフルカラー,ブログを読むみたいに気楽に読める。虫観察の散歩や旅行先での食べ物が紹介してあったり,虫グッズも載っていたりするところが,女子だな~^^ 1番気に入ったのはジョロウグモの話。卵を見つけて持ち帰り庭で観察~までは,まあ,あるかと思うけど,孵化を察して屋内に入れて,孵化~コグモの旅立ちまで家の中で自由にさせて観察するのには驚いた。でも,そのコグモの様子が,愛情たっぷりの文章のせいか何とも可愛らしくて,これもアリな気がして来るw2014/05/09
ツキノ
4
図書館の先輩に話を聞き、お借りした本。これに虫のことが書いてあるの?というようなかわいい、イマドキの雑貨や旅の本みたいなつくりにびっくり。わたしも時折「なんか珍しい虫がいる」とか思ってじっと見たり、写真を撮ったりすることがあるので、共感できる部分はある。しかし、どんな世界にもマニアックな人はいるもので、それをたのしんでいる姿を見るのはたのしい。2011/11/19