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内容説明
ロックンロール界最高のギタリストのバイオグラフィー決定版。ジミを有名にしたセクシーな魅力、麻薬、ステージ上での存在感、舞台を降りても人を惹きつける力の奥にある、ひとりの男の誕生から死まで、すべてを網羅。アイドルとしての自分の役割を受け入れようと苦しむ姿から、手に入れることができなかった普通の家庭に密かに憧れを抱く姿までが描かれている。
目次
ルーム・フル・オブ・ミラーズ―イギリス、リヴァプール一九六七年四月九日
向上―ワシントン州シアトル一八七五年一月~一九四二年十一月
バケット・オブ・ブラッド―ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー一八七五年~一九四一年
賢い子―ワシントン州シアトル一九四五年九月~一九五二年六月
黒騎士―ワシントン州シアトル一九五二年六月~一九五五年三月
ジャニー・ギター―ワシントン州シアトル一九五五年三月~一九五八年三月
トール・クール・ワン―ワシントン州シアトル一九五八年三月~一九六〇年十月
スパニッシュ・キャッスル・マジック―ワシントン州シアトル一九六〇年十一月~一九六一年五月
ブラザー・ワイルド―カリフォルニア州フォート・オード一九六一年五月~一九六二年九月
ヘッドハンター―テネシー州ナッシュヴィル一九六二年十月~一九六三年十二月〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フジ
12
ジミのギターは一聴して他のギタリストとは違うとわかる。アメリカでは認められず、イギリスに渡って認められ、逆輸入の形でアメリカに戻ってきた。アメリカ人って聞く耳がないのか? 人種差別のせいか? 当時のジミはそんなにうまくなかったのか? 読み終えて思うことは、ジミになれたミュージシャンは他にも何人かいたんじゃないかってこと。時代に埋もれてしまった人たちがね。ジミは運がよかったと思うよ。ただ芽が出なくてもあきらめずに続けたジミの意志力が運を引き寄せたとも言える。2015/10/18
太鼓
10
有名なミュージシャンが目白押し。マイルス・デイビスがかなり嫉妬深く偏屈な人だったと取れるシーンがあってちょっとイメージが変わりました。マイルスとジミの部屋にこもってのセッション聴きたかったなあ。2016/02/09
mike
10
ホモだと自己申告して除隊を促すなど、時代がぶっとんでいる。クスリやりすぎ。グルーピーの股緩すぎ。事務所の金使いすぎ。フェスで観衆が暴徒化しすぎ。すごい時代。だからこそジミのようなギタリストが現れたのかもしれません。2015/11/08
ドッグオウ
4
途中から有名人ばかりが登場して歴史の本を読んでいるような気持ちになりました。ジミヘンは「歴史上の有名人」ですね。2016/06/03
バズリクソンズ
2
ジミヘンドリクス。このギタリストこそが人類最大最強、最狂?、最高のギタリストです。何度でも誰の前でも何回でも断言します!正直この著書だけではジミの全てを網羅してはないと思いますが、この著書をとって読むことで、エクスペリエンス時代の3枚、バンドオブジプシーから自身の終焉まで、貴重な情報(信憑性は?と正直思う部分もありますが、、、)を得ることができます。音楽は読む物と思う方に、是非。