内容説明
約束の地、聖書の舞台をたずねて。たくさんの国からあつまった人びと、さまざまな習慣をもつ人たち…。イエスが山上の垂訓を説いたフランシスカン教会から、最後の晩餐の部屋まで。今いちばん気になる国へ、空想旅行してみましょう。
著者等紹介
サセック,ミロスラフ[サセック,ミロスラフ][Sasek,Miroslav]
1916年、チェコスロヴァキア、プラハ生まれ。絵本作家、イラストレーター。若き日にプラハで建築を、パリで芸術を学ぶ。世界の都市を旅しながら描いた「ジス・イズ」シリーズで、世界中の子どものみならず大人からも人気を集める。『ジス・イズ・ニューヨーク』で、ニューヨーク・タイムズ誌選定最優秀絵本賞(1960年)とアメリカ青少年クラブ児童文学最優秀賞(1961年)を受賞。1980年ミュンヘンにて死去。享年63歳
松浦弥太郎[マツウラヤタロウ]
「暮しの手帖」編集長。「COW BOOKS」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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tokotoko
21
イスラエルって聞くと、聖書とオレンジくらいしか思い浮かばない。どんな国?って興味深々で読んだ。とっても内容が複雑に感じで!1回では理解できず、3回読んだ。近代的な街もあり、静かでつつましやかそうな街もあり、芸術的な街も自然たっぷりの街も、そして砂漠も!海も!川も!宗教も・・・とにかくたくさんあって!!それらが、四国ほどの面積に詰まっているとは!!驚くと同時に、ここで暮らす人達は、かなり多くのことを受け入れられる人達なんじゃないか、と思えてきた。どんな空気が流れているんだろう?吸い込んでみたい気もする。2014/02/16
小紫
9
聖書に出てきそうな地名が満載(当たり前か)な絵本で、ギリシャのと比べると、画面がとにかく茶色い(笑)。砂漠の厳しい土地柄だからこそ、宗教の母胎となったのかしらん、とか思いました。今はとにかくワクチンの摂取率が世界一、という印象しかなかったところが、ちょっと深みを増して感じられました。かなり昔の絵本なので、現在の価値はどうだか分かりませんが、ラクダと車が同じような値段って、ちょっとなんだかほのぼのしちゃいました。《図書館》2021/02/16
ume 改め saryo
7
ここは『 聖書 』 の国だと知らされる。 引用も多い。 動物園にも聖書の一文が掲示されているそうな(笑) それじゃあみんな信じるよね(笑) 世界の始まりと終わりを思わせる国、イスラエル。 ラクダと車が同じ値段だったら、どちらを選ぶのだろう?(^^)2012/02/06
Jin
2
地球上でもっとも海抜の低い町ソドムやイスラエル最大の都市テルアビブなど、聞いたことのある地名がちょこちょこ出てきて楽しい。2021/06/13
Mai Kubo
1
イスラエルへ!ラクダを衝動買いしたい。2011/12/14
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