内容説明
オノ・ヨーコの全生涯、愛、芸術家としての経歴を主題にしたこの本ほど、彼女の人生の物語を余すところなく描いたものはなかっただろう―被爆国日本で過ごした幼少時代、ニューヨークにおける学生時代と、そこで飛び込んだ前衛芸術の世界、六〇年代に移住したロンドンでのジョン・レノンとの出会い。レノンとの生活、そして彼の死後、二人の間に授かった息子ショーンを育てながら活動を続けた彼女の生き様が、詳細にわたって書きつづられている。
目次
第1章 ビフォア・ジョン―ジョンと出会う前の人生(末裔;少女 ほか)
第2章 ジョンとヨーコ(未完成の絵とオブジェ;ライフ・ウィズ・ザ・ライオンズ ほか)
第3章 アフター・ジョン(未亡人;実業家 ほか)
第4章 芸術と音楽(イエスオノ・ヨーコの芸術活動;叫びから歌声へ ほか)
著者等紹介
クレイソン,アラン[クレイソン,アラン][Clayson,Alan]
1960年代の音楽を専門とした、作家、ブロードキャスター、ミュージシャン。『モジョ』、『レコード・コレクター』、『フォーク・ルーツ』などの雑誌や、『インデペンデント』、『タイムズ』各紙にも、定期的に寄稿している。70年代後半には、伝説のパンクバンド「クレイソン・アンド・アルゴノーツ」を立ち上げ、現在まで活動を続ける。彼はイギリスが誇る最もエキセントリックな人物の一人として、その名をとどめている
ジュンガー,バーブ[ジュンガー,バーブ][Jungr,Barb]
「ジ・インスティテュート・オヴ・アイデアズ」のメンバーとして書籍を刊行したこともあり、『ザ・シンガー』誌に主要記事を連載している作家・コラムニスト。『フォーク・ルーツ』誌や『ガーディアン』紙にも寄稿。歌手、パフォーマー、作曲家、作家として、バーブはイギリスにおけるヨーロッパ・キャバレー音楽を再評価している。世界中を駆け回りツアーを行う彼女は、先ごろ名誉あるニューヨークのバックステージ・アワードで、「インターナショナル・アーティスト・オヴ・ザ・イヤー」を受賞した。世界各国で歌唱や作詞作曲のマスタークラスを教え、イギリス国内ではアートや音楽関係のラジオにもよく出演している。ロンドン・メトロポリタン大学では、ヴォーカルの指導を行っている
ジョンソン,ロブ[ジョンソン,ロブ][Johnson,Robb]
昨今のイギリス音楽界における屈指のソングライターとして、その名を広く知られている。自ら所有するレコード会社「イレギュラー・レコード」では、シャンソンに新たな焦点を当ててきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mawaji
霧
Masako Tsukioka
sayuujin
かねやかたばみ
-
- 和書
- 日本史最後の謎