オノヨーコという生き方WOMAN

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  • サイズ B6判/ページ数 349p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860201999
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0098

内容説明

オノ・ヨーコの全生涯、愛、芸術家としての経歴を主題にしたこの本ほど、彼女の人生の物語を余すところなく描いたものはなかっただろう―被爆国日本で過ごした幼少時代、ニューヨークにおける学生時代と、そこで飛び込んだ前衛芸術の世界、六〇年代に移住したロンドンでのジョン・レノンとの出会い。レノンとの生活、そして彼の死後、二人の間に授かった息子ショーンを育てながら活動を続けた彼女の生き様が、詳細にわたって書きつづられている。

目次

第1章 ビフォア・ジョン―ジョンと出会う前の人生(末裔;少女 ほか)
第2章 ジョンとヨーコ(未完成の絵とオブジェ;ライフ・ウィズ・ザ・ライオンズ ほか)
第3章 アフター・ジョン(未亡人;実業家 ほか)
第4章 芸術と音楽(イエスオノ・ヨーコの芸術活動;叫びから歌声へ ほか)

著者等紹介

クレイソン,アラン[クレイソン,アラン][Clayson,Alan]
1960年代の音楽を専門とした、作家、ブロードキャスター、ミュージシャン。『モジョ』、『レコード・コレクター』、『フォーク・ルーツ』などの雑誌や、『インデペンデント』、『タイムズ』各紙にも、定期的に寄稿している。70年代後半には、伝説のパンクバンド「クレイソン・アンド・アルゴノーツ」を立ち上げ、現在まで活動を続ける。彼はイギリスが誇る最もエキセントリックな人物の一人として、その名をとどめている

ジュンガー,バーブ[ジュンガー,バーブ][Jungr,Barb]
「ジ・インスティテュート・オヴ・アイデアズ」のメンバーとして書籍を刊行したこともあり、『ザ・シンガー』誌に主要記事を連載している作家・コラムニスト。『フォーク・ルーツ』誌や『ガーディアン』紙にも寄稿。歌手、パフォーマー、作曲家、作家として、バーブはイギリスにおけるヨーロッパ・キャバレー音楽を再評価している。世界中を駆け回りツアーを行う彼女は、先ごろ名誉あるニューヨークのバックステージ・アワードで、「インターナショナル・アーティスト・オヴ・ザ・イヤー」を受賞した。世界各国で歌唱や作詞作曲のマスタークラスを教え、イギリス国内ではアートや音楽関係のラジオにもよく出演している。ロンドン・メトロポリタン大学では、ヴォーカルの指導を行っている

ジョンソン,ロブ[ジョンソン,ロブ][Johnson,Robb]
昨今のイギリス音楽界における屈指のソングライターとして、その名を広く知られている。自ら所有するレコード会社「イレギュラー・レコード」では、シャンソンに新たな焦点を当ててきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mawaji

7
「真実はなぜ人の意見を変えられないのか」の翻訳者の紹介欄に本書が載っていたのでアマゾンで購入。ヨーコさんのおいたちが特に興味深く、seminalな芸術活動がジョンのImagineに繋がっていったのですね。Art and Musicでアルバムの解説や他のミュージシャンたちへの影響を読むと、やはりきちんと聴きなおしてみようという気持ちになってしまいました。ショーンくんの出産が帝王切開だったのは高齢出産だからだとずっと思っていたのですが、実は「年齢のせいではなくて病院のへまと有名人であることの代償」だったのか!2021/01/23

2
最初の一章だけで泣ける。描写、情報量の違い。2016/05/10

Masako Tsukioka

1
小野洋子の生き方だけでなく、ビートルズやアメリカの歴史が分かり、一気に読んでしまった。この本を読んで、また、ニューヨークのダコタハウスやストロベリー・フィールズに行きたいなぁと思った。2013/05/20

sayuujin

1
これを読んでやっとオノヨーコのことが分かった2010/02/19

かねやかたばみ

0
ぼんやりと前衛アーティストなんだろうなという認識しかなかった芸術家オノ・ヨーコの人生の軌跡を描いている。多くのアーティストと交流したりしているけれど、友だちと言える人は少ないとか、孤独であるとか書かれていた。「今を生きる」でオノ・ヨーコは愛すること、今を生きることを重視しようと伝えるけど、人生の大半は、孤独だったのだろうか。多くの人に無視され、嫌われ、批判され、憎まれたのだが、芸術家として突き進むしかなかったのだろう。それに、芸術家の人生ってそういうものなのかも。2025/04/13

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