内容説明
従来の経営論ではとらえきれない「地域福祉」を1つのキーワードにして、地域における福祉サービスの提供をどのように構築するかという課題に対して、地方公共団体、社会福祉協議会、社会福祉法人、NPO法人の経営実態についてまとめたもの。
目次
第1部 福祉サービスの経営の基礎知識(福祉サービスの経営をなぜ学ぶのか?;社会福祉事業の範囲と要件;福祉サービスの基本的枠祖み(1)―公私関係
福祉サービスの基本的枠組み(2)―国と地方公共団体
福祉サービスの供給主体)
第2部 政策決定システムとシステムづくりの実際(三位一体の改革と社会福祉の分権化;新しい公共空間の形成と公私協働;福祉サービスの経営と公共経済学;福祉サービスを取りまく市町村の状況)
第3部 福祉サービスの経営戦略(社会福祉協議会と地域福祉;NPO法人と公共経済―公私連携・協働;地域福祉計画のインパクト―山形県最上町;行政評価と福祉サービス評価)
著者等紹介
内山治夫[ウチヤマハルオ]
1948年生まれ。1971年、日本福祉大学卒業。2001年、日本福祉大学大学院修了。福祉マネジメント修士。1972年に、愛知県岡崎市役所に奉職し、福祉事務所の生活保護現業員、更生保護事務、児童手当・児童扶養手当事務、老人保健医療助成事務、生活保護査察指導員を歴任。2001年、課長補佐で退職し、愛知新城大谷短期大学、愛知新城大谷大学を経て、東京福祉大学教授、日本福祉大学非常勤講師、日本福祉大学大学院社会福祉学研究科博士後期課程在学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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