目次
前編 蓄積論体系をめぐる諸問題について(『経済学批判要綱』における資本蓄積論;相対的過剰人口に関する一考察―オッペンハイマーのマルクス批判;『資本論』第三部草稿第3章「一般的利潤率の傾向的低下法則」;利潤率の傾向的低下法則の論定をめぐる論争;利潤率の傾向的低下法則に関する一考察;「資本の絶対的過剰生産」に関する考察;マルクス『経済表』について;「貨幣還流」論と商業資本;再生産(表式)論と商業資本)
後編 恐慌論をめぐる諸問題について(マルクス恐慌理論の形成;恐慌論をめぐる諸論点について;「恐慌の運動論の発見」と利潤率低下「矛盾の展開」論の「取り消し」はあったか;恐慌論の「柱」は「可能性、根拠、運動論」となるのか;「恐慌の運動論」で「可能性の現実性への転化」が解明できるのか;「恐慌の運動論」で「産業循環」が解明できるのか)
著者等紹介
谷野勝明[ヤノカツアキ]
1952年神奈川県川崎市生まれ。2005年同教授、現在に至る。商学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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