目次
分析の基礎視角と本書の構成
第1篇 トゥガンの恐慌・産業循環論(トゥガンの恐慌・産業循環論の理論的諸前提;トゥガンの再生産表式論の検討;トゥガンの恐慌・産業循環論)
第2篇 ヒルファディングの恐慌・産業循環論(恐慌・産業循環論の基本的構成;ヒルファディングの再生産表式論;恐慌・産業循環論の基本的構成(2)―産業循環論を中心として)
第3篇 恐慌・産業循環と信用論(恐慌・産業循環と信用関係―信用論の理論的展開;『金融資本論』と信用論;『金融資本論』と信用論(2)―『金融資本論』第二篇一〇章「銀行資本と銀行利得」を中心として)
第4篇 金融資本と恐慌・産業循環の変容(独占的諸結合の市場支配・価格支配メカニズム;独占的価格・「超過」利潤体系と再生産構造;金融資本と恐慌・産業循環の変容―第二〇章「恐慌の性格における変化。カルテルと恐慌」を中心として)
著者等紹介
中田常男[ナカダツネオ]
1937年宮崎県に生まれる。1967年中央大学経済学部卒業。1974年中央大学大学院商学研究科博士課程単位取得。1977年高知大学助教授、教授を経て、1989年三重大学教授。現在、三重大学名誉教授、経済学博士(中央大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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