本の雑誌 〈497号(2024年11月号)〉 特集:犯罪小説に震えろ!

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  • サイズ A5判/ページ数 136p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784860115593
  • NDC分類 020.5
  • Cコード C0395

出版社内容情報

特集:犯罪小説に震えろ!

ク・ビョンモ『破果』に佐藤究『テスカトリポカ』、そしてルメートルにコスビーと、なぜか今、犯罪小説の時代がやってきた!? というわけで、本の雑誌11月号の特集は「犯罪小説に震えろ!」。吉野仁の犯罪小説偏愛宣言から、ギャング小説あれこれガイド、ワルな女たちの犯罪小説にノンフィクション作家が読み解く犯罪小説のリアル、そして「強奪」に「異常殺人者」「青春と犯罪」と、テーマ別に犯罪小説をおすすめする座談会まで、秋の夜長をどきどきでいっぱいにする特集なのだ! 

新刊めったくたガイドは柿沼瑛子がホロヴィッツ・シリーズの新機軸『死はすぐそばに』が出た!と歓喜雀躍すれば、石川美南は顔のない人々に寄り添うアダニーヤ・シブリーが凄い!と絶賛。大森望が仏教史をなぞる冗談小説、円城塔『コード・ブッダ』に感動!すれば、酒井貞道は『檜垣澤家の炎上』は永嶋恵美の最高傑作だ!と激推し! 松井ゆかりが君嶋彼方の青春連作集『春のほとりで』が素晴らしい!と驚嘆すれば、東えりかは縁の下の力持ち、校正・校閲の現場ルポに感謝! そして今月の「北上次郎ならこれ推すね」は伝奇小説の妙に通じる大風呂敷小説から、鬼気迫る長編軍事冒険小説までぐりぐりの北上印4連打だ! さあ、あなたも覚悟を決めて読んでみよう!
 
今月の読み物作家ガイドは千早茜。「ふつう」をさらりと揺さぶる10作の物語を渡邊智志が紹介すれば、黒い昼食会は「新潮の米騒動!?」に言及。読者アンケートがお待たせの「この文学賞が好きだ!」で、魔力と魅力に満ちた個性的なエンタメ賞から、世界に一脚の詩人の椅子が正賞の詩の賞まで、本誌読者が偏愛する文学賞を挙げれば、北原尚彦は「装丁違い」に振り回され、岡崎武志は即売会の古本屋さんは大変だ!と慨嘆。そして古本者のフロントランナー(?)による魔窟改造記「断捨離血風録」が今月で大団円! いや、ほんとに大団円なのかどうか、はたして本の角で頭が!という本格ミステリ犯罪小説は成立したのか!? 山田風太郎「さようなら」はなぜ分類不能の犯罪小説なのか。さようならと言わずに本の雑誌11月号を読んでくれぃ!

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

67
特集は「犯罪小説に震えろ!」1970年頃、アメリカでは私立探偵小説が人気をほこっていた。近年は犯罪小説の時代がやってきたのか…言われてみればそうかもしれない。好きなジャンルなので分析が面白かった。強奪・異常殺人者・暴力小説・巻き込まれ型etcテーマ別の座談会は国内作品、翻訳作品と秀作が揃っている。日向郁さんの「わきまえない女たち」を集めた作品はツボ。入手不可能作品は古書で探したい。読者アンケート「この文学賞が好きだ!」はバラエティにとんでいて知らない賞がいくつも。「黒い昼食会」は毎回楽しませてくれる。2024/10/11

阿部義彦

23
今月も一通り読了。巻頭の本屋さん『本の店&company』一目で自分好みの店だと分かります。ひとり出版社の棚とか最高です。特集犯罪小説42作のうち読んでたのは5作のみでしたが、小林信彦さんとパトリシア・ハイスミスが入ってたのは嬉しかったです。驚いたのはめったくたガイド、東えりかさんの頁で、主に文字や言葉に関する本ばかり取り上げ、お堅い東京大学出版会からの『言語学・バーリ・トゥード』そして、集英社『ことばの番人』の二作を取上げてます、どっちも読んだばかりで私も大推薦です。古本屋台の『冬の動物園』よい話です。2024/10/15

ゆきりんご

17
特集は「犯罪小説に震えろ!」たくさんの作品が紹介されているけれど、ほとんど知らない作品ばかり。タイトルを知っているものは何冊かあったけど、既読は『ザリガニの鳴くところ』と『黄色い家』のみ。犯罪小説といっても、いろいろな分野があるんだなぁ。私が既読の2冊は、犯罪小説といわれればそうだなぁと。でもどちらかといえば主人公に同情してしまうものだった。読んでみたいと思ったのは『破果』。「黒い昼食会」で、早田ひな選手の発言に触れているけれど、本当なのかな。だとしたら、びっくりだわ。2024/12/12

tetsubun1000mg

15
今月の特集は「犯罪小説に震えろ!」だったがあまり好みのジャンルではなくハマりませんでした。 書評ガイドではエンタメ部門の松井ゆかりさんのコーナーで、君嶋彼方「春のほとり」、菰野江名「さいわい住むと人のいう」前川ほまれ「臨床のスピカ」読書候補に入れよう。 寺地はるなさんの「いつか月夜」は読んでたが書評はなるほどと納得の内容。 SFでは円城塔の「コード・ブッダ 機械仏教史縁起」が面白そう。 読み物作家ガイドは「千早茜のおすすめの10冊」コーナーは昨年から読み始めた作家さんだったので今後の選書で参考になった。 2024/10/17

くるり

9
うーん、思ったのとはちょっと違ったけど鼎談は面白かった2024/10/21

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