本の雑誌 〈470号(2022年8月号)〉

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本の雑誌 〈470号(2022年8月号)〉

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  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784860115326
  • NDC分類 020.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

特集:ミステリー新時代到来!

書店の平台に見知らぬミステリー作家の名前が増えてきた! いったい何者だ? 面白い本がそこにあるのに知らないなんてもったいない! というわけで、本の雑誌8月号の特集は「ミステリー新時代到来!」。伝言ゲームの多様化から、新時代ミステリー作家名鑑、書店店頭からの報告に発掘編集者対談、そしてイチ押し新時代ミステリー作家まで、国内ミステリーの新たなシーンにどーんと迫る特集なのだあ!

新刊めったくたガイドは吉野仁が『壊れた世界で彼は』の予測不能なひねりが楽しい!と絶賛すれば、藤ふくろうは生命と人生の豊穣を語るパワーズの大作『黄金虫変奏曲』をじっくり堪能。大森望が新鋭続々登場のアンソロジー2連発を寿げば、古山裕樹は現実と架空が入り交じる近未来の暗闘『スパイコードW』をイチ押し。高頭佐和子が村田沙耶香の短編集『信仰』に心を抉られれば、すずきたけしは自宅から真実を暴くべリングキャットの新しい手法に仰天! そして北上次郎は桂望実の新たな傑作『残された人が編む物語』が素晴らしいと激賞。さあ、おじさんがラストで一気に爆発する、とこみ上げてくる感情を共有しよう!

そして今月はお待たせの上半期ベスト1も発表。独断と偏見の上半期エンターテインメント・ベスト10対談で2022年年6月までに出た内外エンタメのおすすめ本が揃い踏みだ。自然描写が素晴らしい翻訳ミステリーから、戦うシスターフッド短編、ベテラン脚本家の映画界内幕話に初老女性の友情小説まで、東西の面白本が入り乱れる激戦のなか、決定したベスト1は漢字三文字の『〇〇者』! 読者のベスト1で読み逃し本をチェックしたら、うちわにスイカに蚊取り線香を用意して、活字三昧のニッポンの夏を満喫しよう!

今月の図書カード3万円使い放題の挑戦者は『八月の母』も話題の早見和真。引っ越ししたての本棚に面陳する本を求めて勝手知ったる吉祥寺の町の本屋さんに出陣。吉祥寺写真集から古いぬいぐるみの本、魔術の書に筋トレ指南書まで、出会いとひらめきをテーマに買った14冊は34ページだ。そして今月は本誌初登場・佐々木敦が「神」に挑み続ける作家山田正紀の10冊を紹介。ありとあらゆるジャンルフィクションのフォーマットを知悉した作家の途方もない数の作品群から厳選された10冊は136ページを見てくれぃ! さらに「黒い昼食会」が衝撃の乱丁と前代未聞の特典に怒り沸騰なら、内澤旬子はイナバウアーで天井塗り替え。大槻ケンヂがジャパコアでパンクス・ノット・デッド!なら帰ってきた高野秀行は『ドゥームズデイ・ブック』と『新世紀エヴァンゲリオン』に同時にチャレンジ! またまたの特大号でちびっと高いが、中身はますます充実一途。本の雑誌8月号で読書計画も万全だあ!

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

48
特集は『ミステリー新時代到来!』なかでも『新時代の作家名鑑20』は読メでも書店の平台でも目にするようになった作家一覧。『特殊設定ミステリー』から10年、最近は映像化されやすいものや、SFが組み込まれたが増えたのかな。カリンスローターをイチオシの私は宇田川拓也さんの「…国内ミステリーに重厚さはいらない、その辺は海外勢に任せておけ…」に納得してしまった。講談社vs東京創元社編集者による賞の対談も時代を語っている。2022年上半期ベスト10では5冊読了だけど。この雑誌は読者年齢層が高いからかなぁ。2022/07/17

ぼっちゃん

40
2022年上半期ベスト1が気になり読みました。ベスト10で読んでいたのは「宙ごはん」「残された人が編む物語」「八月の月」の3冊でした。フランスの翻訳ものとのことだが「夜の少年」が気になるので読んでみようと思う。2022/07/14

月の実

17
図書館本。最近、ミステリーが気になっていたので手にとりました。特集の「新時代ミステリー作家名鑑20」が今後、読むミステリーの参考になりそうです。読みたい本がすごく増えました(笑)2022/10/28

阿部義彦

17
最近のミステリーには疎いのですが、本格が過去のものとなり、今や特殊設定ミステリーが主流なのだとか云々と言うのを読んで、これってSFで筒井康隆が虚構を突き詰めて超虚構宣言をしたのに似てるなーなんて思いました。目先を変えた新機軸なのか、進化と言って良いのか、こうして文学は延命するのか、ま、面白ければ良いのですがね。新刊ではSF関連の2つのアンソロジー、クレイジー沙耶香の短編集が気になりました。「建築知識」の2つの号の重版も地味に凄いね、資料として必要とされてるのね。本の虫ミミズクくん、きになるわー。2022/08/10

akira

17
たまにはそういう買い方もいい「持っているだけでワクワクするようなカッコいい本」2022/07/18

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