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ミスランディア本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
84
特集はアンソロジストを目指せ!アンソロジーはいろんな形や味で楽しめるお菓子のようであり、好きな作品はまた読んでみたりする。この本に出ているように自分でアンソロジーを編んで見るのもおもしろいなあ。宮田珠巳氏は毎週ロト7を買っていることを書いたエッセイも楽しい。もういくらか当たっているのだろうか。1年前、コロナのコの字もない年末を思い出した。2020/12/01
スノーマン
26
今号は私の大好きなアンソロジー特集!テンション上がった。『卓球アンソロジー』が気になって、読みたい登録しようと思ったら、もう登録済みだった笑いつ登録したんだろう。。この号を読んでいると、坪内祐三さんの訃報を知り、寂しく思う。評論家としての姿は私は存じ上げず、この雑誌の中のコラムで相撲の話をし、理不尽なことには率直に怒る、お茶目なおじさんというイメージだった。和田誠さんも亡くなるし、本当寂しいなぁ。2020/01/21
阿部義彦
23
実にらしい、特集「アンソロジストを目指せ!」内容濃くて楽しめました。この人、日下三蔵さんの対談が読み応えあり過ぎでした。幻想、怪奇にかんするアンソロジー談義も面白すぎでした。この辺ゴシックも含めて自分も今掘ってるところです。数は少ないけど、熱を持った支持者が多く赤字にはなりにくいジャンルだそうです。本を買う人が多いというか、ブックフェチの多い領域なのでしょう。あと、異色アンソロジーで紹介されていた、竹書房文庫の猫SFのアンソロジー「猫は宇宙で丸くなる。」は私も読んで気に入って皆さんにもお勧めします。2019/12/08
tetsubun1000mg
11
今月の特集「アンソロジー」は意識して読んでなかったので、視界が拡がった感じです。 最近お気に入りの「鈴木輝一郎」さんの作家講座は楽しく読んでます。 書店のPOP作成の走りだったとは初耳です。 作家デビューまでに色々は仕事をされていたことが活きているようですね。 北上次郎さんの今月のおすすめ書籍のうち、1冊はすでに読んでいました。 面白かった本だったので重なると嬉しいです。2019/11/20
tjZero
7
特集は”アンソロジストを目指せ!”。アンソロジーって、単行本と雑誌の中間のような存在だと思った。個々の作品の出来と同じくらい、構成や編集の妙が大事。その意味で、読書家の本棚って、その人の頭の中を現わしたアンソロジーみたいなモノかもしれない。2020/02/02