モールの想像力―ショッピングモールはユートピアか

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モールの想像力―ショッピングモールはユートピアか

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  • サイズ A5判/ページ数 184p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784860114824
  • NDC分類 673.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

人はなぜモールに惹かれるのか

日本橋高島屋S.C.本館高島屋史料館TOKYO 4階展示室にて2023年3月4日から8月27日まで開催の「モールの想像力」展を図録として書籍化。開催概要、展示作品の一覧リストのほか、監修者・大山顕氏と佐藤大氏、イシグロキョウヘイ氏の語り下ろし鼎談、大山顕氏と東浩紀氏の語り下ろししモール論のほか、ショッピングモールを舞台にした漫画、ショッピングモールの写真などを収録。大山氏による展示のメインテキストは作品説明を補筆して全文を掲載し、モール展を記録するとともにショッピングモールの文化的意義を考察する。

[目次]

モールの吹き抜け 大山顕
モール 小野啓
 
1 モールの想像力
第一節 モールは「街」である 大山顕
第二節 モールとは何か ──その源流から考える 速水健朗
第三節 内と外が反転したユートピア 大山顕
第四節 バックヤードに窓をあける 大山顕

2 舞台としてのモール
座談会 『サイダー』はモールの批評である
イシグロキョウヘイ・佐藤大・大山顕

イオンにみせられて もぐこん 

3 ユートピアとバックヤード
対談 ショッピングモールから考える・再び 東浩紀・大山顕
バックヤードはユートピアだ 座二郎
われわれは地球人だ!

4 展覧会 モールの想像力 ショッピングモールはユートピアだ
展覧会解説 大山顕
開催要項
展示作品一覧

内容説明

人はなぜモールに惹かれるのか。日本橋高島屋史料館TOKYOにて開催の「モールの想像力展」を完全書籍化。

目次

1 モールの想像力(モールは「街」である;モールとは何か―その源流から考える ほか)
2 舞台としてのモール(座談会 『サイダー』はモールの批評である(イシグロキョウヘイ・佐藤大・大山顕)
イオンにみせられて ほか)
3 ユートピアとバックヤード(対談 ショッピングモールから考える・再び(東浩紀・大山顕)
バックヤードはユートピアだ ほか)
4 展覧会 モールの想像力 ショッピングモールはユートピアだ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネジ

35
★★★★☆ モールを舞台、テーマとした作品を種々引用し、モールの魅力に迫る内容。ユートピアとしてのモールに重きを置いた時、バックヤードの存在をどう捉えていくかが、モールの今後進展のカギとなるとした。 ①モールやそのフードコートで過ごした体験を共有する世代が生まれている。この世代にとって、それは世界共通である。 ②伝統的な屋台ではなく、モールにこそ現代の生の大衆社会がある。 ③バックヤードを隠して成立するユートピアに違和感と、現代のバックヤードツアー(現実)を見せつけ幻想を抱けない問題は対立している。2024/01/08

センケイ (線形)

8
これは専門書というより読み物に近そうだが、何しろ参照しているアニメ、映画などの作品数が圧巻であり、スプラトゥーンまでモールという観点から批評しているとは思いもよらなかった。展覧会連動の書籍といって良さそうだが、それを反映してか漫画の挿入もあれば図版も多く、観光に来た気持ちでパラパラとめくるのにもよいだろう。2024/07/18

きゅー

6
高島屋史料館TOKYOで行われた展覧会「モールの想像力」展を元にした一冊。この本も読み応えのある一冊だが、せっかくならこの展覧会に行きたかった。モールは街そのものであると言い、古き良き商店街をモールが破壊したのではない、その継承者としてモールが存在するのだと説いている。そのうえでバックヤードという概念を導入し、見えない場所(モールの外側)、はざまの時間(展覧会や祭の準備の時間)を裏返して表へと現出させる。展覧会におけるその仕掛けが大胆かつ精密であったことが伺われる。ユートピアとは無時間の場所。2024/05/01

ありんこ

4
アニメ映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」で、モールを吟行して俳句を作るシーンをみて、今どきな風景だと思いました。中学生のころ、出来立ての船橋ららぽーとに行って以来、今ではモールが生活に欠かせないものになっています。モールが私たちの生活や文化に与えた影響について考えさせられた一冊でした。2024/05/26

3
日本橋高島屋の企画展示に追補を加えたもの。論点として特に新しいものはない(いつもの大山顕)だが引用がカラフル。『サイダーのように言葉が湧き上がる』は未視聴なのではやく観ようと思った。2023/09/04

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