別冊本の雑誌<br> 古典名作本の雑誌

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古典名作本の雑誌

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  • サイズ A5判/ページ数 176p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784860114046
  • NDC分類 902
  • Cコード C0095

出版社内容情報

読書の王道。一家に一冊永久保存版!

新刊・エンタメが中心だった「本の雑誌」が、ついに読書の王道に挑む?! 創刊42年、四十にして惑わずということで、読んだフリをしてきた(であろう)古典名作と真正面から向き合う別冊を刊行!

海外は、イギリス、フランス、ドイツなど国やエリア別に、国内は中古、中世、近世、明治など時代ごとに、そしてエンターテイメントは、ミステリ(国内/海外)、SF(国内/海外)、ノンフィクションなど25のジャンルにわけ、強力な評者の元、それぞれ約古典名作を20作ずつ紹介! 年表や座談会など読み物ページも充実。10代の若者から死ぬまでの読んでおきたいと思う読書回顧の人々まで、永遠不朽のブックガイドが誕生!


目次

対談 死ぬまでに読みたい古典名作 佐久間文子・津野海太郎

〔海外文学〕

イギリス文学 超アバンギャルドな「小説の父」の奇書
鴻巣友季子

フランス文学 寝取られ、逸脱、フェティシズム。性にあけすけな豊潤文学選
鹿島茂

ドイツ文学 哲学者よりも哲学的、重厚さこそが魅惑の物語。
池内紀

ロシア文学 人生のすべてを呑み込む型破りな長篇で極上の愉しみを
沼野充義

中東欧文学 歴史に翻弄された作家のユーモアとアイロニー
阿部賢一

南欧文学 ドン・キホーテにドン・フアン、カザノヴァを生んだ文学の出発点
柳原孝敦

アメリカ文学 トマス・ウルフ熱ふたたび
青山南

ラテンアメリカ文学 ラテンアメリカ文学の最強は誰だ?
牧眞司

中国文学 「文字の国」の古典中の古典
加藤徹

〔国内文学〕

中古文学 いつの時代も変わらぬ人間臭い名作の数々
佐々木和歌子

中世文学 戦乱の中で生まれた無常と鎮魂、慟哭の物語
佐々木和歌子

江戸文学 落語、怪談、情話、歌舞伎...物語にみる江戸人の姿
井上泰至

明治文学 「明治の文学」の『饗庭篁村』をアマゾンで買ってめでたしめでたし
坪内祐三

大正・戦前文学 文学からたどる大衆の時代
関川夏央

戦後昭和文学 「私情」が批評になる凄み、批評家による強力な文章の登場
福田和也

短歌 永遠にして一瞬の「あの夏」の輝き
穂村弘

明治大正昭和相関図で読む日本文学黎明期
川口則弘

『源氏物語』現代語訳読み比べ さまざまな個性で織られる恋のあわれの世界
山本淳子

〔エンターテインメント〕

国内ミステリー ミステリ・ファンを生んだ国産〈名探偵ホームズ全集〉
新保博久

海外ミステリー 唯一絶対無二のスリラー『きず』が生涯のベスト1だ!
関口苑生

国内SF 人間の力を信じる『復活の日』を推す!
鏡明

海外SF テクノロジーの暴走を描く近代SFの源流
大森望

恋愛小説 初恋から崖っぷちの女心まで名作の恋物語
徳永圭子

青春小説 記憶に残り続ける一九七二年の青春小説
北上次郎

男性作家エッセイ 金言・警句がいっぱいの古今東西名随筆
荻原魚雷

女性作家エッセイ 一〇〇年の歳月を経て移ろう文士の妻のエッセイ
田口久美子

児童文学 いくつもの冒険の先にあるのはキラキラした特別な時間
石井睦美

ノンフィクション 終戦記念日に読み返す『日本のいちばん長い日』
東えりか

対談 エンターテインメント古典名作番付をつくる! 新井久幸・大森望

〔私が打ちのめされた古典名作〕

三上延 妄想の先にあるものは~『レベッカ』ダフネ・デュ・モーリア~ 

桜庭一樹 心に残る「北欧神話」の世界

円城塔 『アレクシス』とむせび泣く生き物

長崎訓子 言葉遊びの変態要素を存分に楽しむ──ドリトル先生シリーズ 

十五少年漂流記のモデルとなった島を探しに 椎名誠

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

88
名前は知っているけど、読んだことはない名作が目白押し。選者の偏愛ぶりの為か、盲点だった本(『渋江抽斎』とか)も入っているのが面白いですね。昨今、復刊で読められるようになった本も多くなりましたが、自分が生きている間に読められるのだろうかと青色吐息するばかり。自分の読書傾向を振り返り、英米文学とラテンアメリカに偏りがあるなと痛感しました。個人的に短歌や中国古典、児童文学は未踏分野だったので紹介されていて有り難いです。2018/06/16

Kajitt22

37
久しぶりに『本の雑誌』を読んだ。とはいっても別冊で、古典についていろんな角度からの考察が楽しめる。本が好きだといっても、その入り口で本の森の深さに、しばし呆然とするのだ。2018/01/18

とよぽん

26
古今東西の古典、選書した人がまた多彩で面白い。読みたい本が増えて困る。2019/02/24

ナハチガル

23
海外文学を国別に分け、日本文学を時代で分け、エンタメをジャンルで分けて、各分野の第一人者に20作ずつ選ばせ、更に対談と思い入れのある一冊を語らせるコーナーもあって、縦横無尽に古典を紹介されてお腹いっぱいだが、食傷していないのは、スタンダードとこだわりがうまくブレンドされているからだろうか。名作や好きなものを堂々と上げる人もいれば言い訳から入る人もいて、ブックガイドとしてだけでなく、読み物としてもおもしろい。翻訳するときに引用されている昔の作品に目を通さないといけないという大森望氏の苦労話が面白かった。A。2023/03/26

東京湾

20
国境を跨ぎ時代を跨ぐ、目利きの選者による"死ぬまでに読みたい"古典名作ベスト集。紹介される作品は400以上にのぼり、まるで宝箱のようなこの上なく豪華なブックガイドとなっている。教科書にも載るようなメジャーな名作から、今や絶版となってしまっているようなマイナーな傑作まで、カバーしている範囲の広さが魅力だ。まだまだ自分は古典の世界を知らないことに気付かされた。古典作品とは"時の洗礼"を受けて人々に読み継がれる強い力を持った存在だ。それを現代において読むことができるのは至上の幸福だと思う。読みたい本が増えた。2019/08/31

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