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ミスランディア本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
buchipanda3
60
特集は「昭和ミステリー秘宝館」。まず日下氏、新保氏による番付。乱歩、横溝、清張は別格で行司役に。なので誰を横綱にするか紆余曲折。昭和39年以前にデビューの作家縛りのため、結果的に本格ミス系の人が多い印象。大半は名前しか知らないので復刻文庫で読みたい。木々さんの悪筆が清張さんを推理本に向かわせた挿話は面白かった。会社員の秋田さんが発行する「探偵随想」の話も興味深い。大家の方との交流が半端ない。黒い昼食会ネタのアマゾンの買い切りはやはり本屋さんにとって大きい話か。本棚コーナーは穂村弘さん。大判の本が多いなあ。2019/03/14
白玉あずき
29
字面の美しいギリシャ語に何だ?と目が留まる。アーレントの蔵書タイトルが公開されているとは!(ハンナ・アーレント コレクション)知らなかったとは情けないが、便利でいい時代になったもんだ。ラテン語、ギリシャ語、みんな原語で読んでいたのか。凄いなあ・・・ しかし著者、山本貴光氏の付けた題名が「驚きの痕跡に驚く」 これはどんなジョークですか?! さて、ケン・リュウの新作、早く図書館に登場しますように。2019/03/13
スノーマン
17
着せ替えの手帖、とうとう終わってしまったー。内澤さんの言葉にしみじみと痛感。他人から捉えられてる自分と、自分が把握している自分とのギャップ、私も埋めていきたい、、。そして私も常々ドレスとかに興味はなかったけど、自分に合ってるスーツは着てみたい!!(笑)2019/06/05
阿部義彦
11
はい、今月も読了です。日下三蔵さんとシンポ教授による昭和ミステリー作家の番付表の会議録が楽しめました。相撲には興味が無いので専門用語は分からないなりに大雑把に、横綱、大関、その他位の理解でしたが、松本清張は行司ですか、私が高校時代に凝った森村誠一は入れてもらえなかった。都筑道夫、結城昌治、佐野洋あたりは順当ですね。新刊では長嶋有さんと絲山秋子さんを読みたいと思った。さて、来月号の特集は「さらば、岡留安則」です、昭和のおじさんおばさん必見、ならば、「さらば、橋本治」もとおじさんは期待してしまいます。2019/03/17
ジュースの素
10
図書カード三万円使い放題がいつも楽しい。自分だったら、とワクワクしながら読むが、大抵全然違う本が選ばれている。昭和のミステリー特集が相撲の番付の形で出ていた。世の中には無類の本好きがいるんだなぁと毎号ながら感心する。2019/05/11




