作家の読書道〈3〉

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860112042
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0095

内容説明

人気作家18人の読書ライフ。インタビュアーはTBSテレビ「王様のブランチ」BOOKコーナーでも活躍中の瀧井朝世。

目次

1 本棚いっぱい感動本!(柳広司―今も作品の内に息づく読書と遊びのアホンダラ高校生ごころ;畠中恵―『しゃばけ』の原動力?和・洋・ミステリー・SF・時代、“全部読み”!;道尾秀介―読書デビューは遅めでも体の芯まで沁みた文章は忘れない ほか)
2 今日は読み、明日は書く(高野秀行―「奇なるもの」の読書から未確認生物探索の旅立ちへ;宮田珠己―旅行記は観光モノより私小説系が面白い;近藤史恵―のめり込む好奇心が小説に力をそそぎ込む ほか)
3 “花より本”の読書道(阿部和重―さまざまに視座を交差させる小説的な冒険を;モブ・ノリオ―文学の面白さに気づかせてくれた作家に感謝!;坂木司―愛する小説のピンポイント料理、ネズミ、SF、冒険&ダーク ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

81
ちょっと古いけど面白かった。聞き手の瀧井さんはこの人たちの作品を全部読んでるのかな。それもそれで凄いな。しかし、「犬のみぞ知る」in『狐火の家』の飛鳥寺鳳也(あすかでらほうや)や左栗痴子(ひだりくりちこ)が、オスカー・デ・ラ・ホーヤやビタリ・クリチコのもじりだったとは気付かなかったよ、貴志先生。 なお実際の並び順は↑と違ってて以下の通り。柳広司,畠中恵,道尾秀介,有川浩,乙一,米澤穂信,高野秀行,宮田珠己,近藤史恵,宮本昌孝,小池真理子,貴志祐介,阿部和重,モブ・ノリオ,坂木司,中村航,中島京子,豊島ミホ2016/09/03

抹茶モナカ

41
幼少期に児童文学の洗礼を受けた作家が多く、羨ましかった。僕は『キン肉マン』とか、『キャプテン翼』といった漫画で育ったので。それから、ファミコン。自分は本を読まない子供だったんだな、と再認識した。ドリトル先生は、知っていたけど、難しくて、読めなかったもんなぁ。『エルマーのぼうけん』は、家にあったけど、これも読めなかったし。そんなこんなで、幼かった頃を思い出させる感じの本だった。2014/08/02

まつこ

38
2弾目より3弾目のほうが好きな作家さんが多いので、面白かった。有川さんの『レインツリーの国』の話には元があったのに驚き! 小さい時のことって人の話を見ると意外と思い出す。『エルマーのぼうけん』『ドリトル先生』『長靴下のピッピ』・・・読んだなー。でも内容までは詳しく覚えてないのが悔しい。ドリトル先生は月に行ったことあったなんて全然覚えてない。そうなると読み返したくなる。児童文学に目覚めた1冊でした。2013/09/17

kaizen@名古屋de朝活読書会

38
有川浩が「赤毛のアン」や「あしながおじさん」を読んでいたことを知って安心した。 読み始めると,その人の本を読破しないと気が済まないのにも好感が持てた。 サイボーグ009 パイナップルARMY だれも知らない小さな国 はなはなみんみ物語 なぎさボーイ 夜のピクニック 光の帝国 銀河英雄伝説 妖怪作戦 これはグリーンウッド など,知らないものもあるので,一度読んでみようかなと思った。2013/04/13

はるき

32
好きな作家さん拾い読み(^_^;)正直というか素直に自分のルーツを語るという、雑談するみたいな感じで肩の力が向けている気楽なエッセイ集。自分が好きな作家さんが、自分が好きな作品を好きだと知って凄く嬉しい。2016/08/20

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