目次
第1章 岩石信仰とは(神聖視され、まつられた岩石の世界;信仰を研究することの意味 ほか)
第2章 先行研究―岩石信仰を解明しようとした先人たち(黎明期;大場磐雄の研究―石神・磐座・磐境の定義 ほか)
第3章 岩石信仰の種類(概念規定作業;岩石祭祀の分類 ほか)
第4章 ケーススタディー―岩石信仰の現場(建鉾山遺跡(福島県白河市)巨岩から離れた場所で祭祀をした理由
産護石(群馬県沼田市)性神の扱い方と奉納された石祠について ほか)
第5章 小考察(信仰心の諸段階―特別視から畏怖まで;山の境界論再考 ほか)
著者等紹介
吉川宗明[ヨシカワムネアキ]
1983年、三重県生まれ。立命館大学文学部日本史学専攻考古学コース卒業。専門は弥生・古墳時代。2001年より、ウェブサイト「岩石祭祀学提唱地」を運営。日々の仕事のかたわら、ライフワークとして岩石信仰の調査・研究を継続している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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mittsko
7
あんなに魅力的なのに、研究が進んでいない「岩石信仰」 著者は、日本全国から、その数なんと2187もの事例を逐一フィールドワークで収集し、うち1110の「岩石祭司」を機能分類する(大場磐雄の分類を発展させて)大変な労作! 2011年刊 ※ 本書の研究方針は学的にとても堅実で、「価値判断や経験則」を徹底して排し、事例の蓄積をすすめ、多様な解釈の余地をのこしておく、というもの(イワクラ学との微妙な異同)。その成果は「従来考えられていたよりもはるかに多種多様な岩石信仰の様相」がありありと見えることだ。2021/07/19
メルセ・ひすい
5
15-79 ケーススタディー多数 付表★岩石祭祀事例集成表 なでる 抱きつく たえず身につける 岩石に座る 登る 周りをぐるぐる 積む 並べる 持ち上げて動かす 叩く 割る 放り投げる 削って飲む 文字や絵を描くくり抜いて穴を開ける… 反応はバラバラ まさに多様性! しかし、年代を特定できる資料はまだ無い! 日本列島には、岩や石を神聖なものとして扱う文化があった。その心の動きとは何だったのか。文献史学・考古学・民俗学、それらの片隅でずっと忘れ去られてきた、岩石信仰・岩石祭祀の歴史を明らかにする試み。 2011/10/14
コーンポタージュ
2
時間をかけて読んだ。先学研究のまとめがあって、わかりやすかった。本の後半の方で、私たちはこの岩に感動したから古代人はここ祭祀を行ったのだなと思うけれど実際は地理や人間の都合で場所を選んだ場合もある、というような内容の一文が印象的だった。2014/09/16
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